沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来

春の岸和田一文字にデカアジの群れが到来!しかし釣果情報のようにはいかず2回連続で惨敗。めげずにGWの三度目の釣行でようやく、朝マヅメの一瞬を逃さずにデカアジ3匹を好捕することができた。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

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伴野慶幸

へっぽこ釣り師の伴野慶幸です。尼崎~垂水間の渡船利用の沖堤防 がメインフィールドです。

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海釣り 堤防釣り

夜明け前後にデカアジが回遊

船長の話では時合いは5時~5時半頃とのことだったが、当日は大幅に前倒しの4時台から釣れ始まった。私の隣の釣り人が1匹目ののろしをあげると、北端に釣り座を構えたグループが後に続いた。

デカアジの回遊エリアは思いのほか狭いので、私は構えた釣り座が失敗だったのかと一瞬不安がよぎったが、空が白みかかり始めた頃に、私の置き竿の竿先がガクンガクンと強く揺れた。待望のデカアジのアタリだ。

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来岸和田一文字・南方向(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

慎重に巻き上げると、良型の白い魚体が海面に姿を見せた。そろりと抜き上げ、1匹目を手にすることができた。即座に〆て海水バケツの中に入れて追釣を狙うと、タナの底取りを終えた直後にまたしても竿先がガクンガクンと揺れる。前2回の惨敗が嘘のように、一瞬で2匹目のデカアジを捕獲した。

周りも「時合いやな」と活気づく。ウキサビキで少し遠目を攻めていた釣り人は2匹同時に掛けて笑いが止まらない。私もほどなく3匹目を追釣。夜明け直後の5時過ぎの時点で、28cmまでを3匹捕獲することができた。

早々に時合いは終了

短時間で立て続けの釣果に気を良くして、もう少し追加できるのではないかと意気込んだが、私も周りもパッタリとアタリが止まってしまい、5時過ぎの時点で早々と時合いは終了した。

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来岸和田一文字でキャッチした小アジ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

船長は船からマイク放送で「時合いは終わったみたいなので、ウキサビキで投げて狙ってみてください」と波止上の釣り人たちにアドバイスを送るが、効果なし。たまたま回ってきたカタクチイワシや小アジがサビキに掛かったのはご愛敬。粘るだけ無駄だと見切りをつけ、9時前に納竿した。最終釣果はデカアジ3匹、小アジ1匹、カタクチイワシ3匹となった。

ルアーではメジロヒットも

一方で、波止に居並ぶルアーマン達はこの日も大苦戦。懸命にキャストを繰り返すも、私が見た限りではまともな釣果をあげたのは1人だけ。ギブアップしてロッドを引き揚げる人が続出する中、粘り強く挑み続けていた人に天からの恵みがあった。

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来岸和田沖一文字・北端付近(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

沈黙と疲労感が漂っていた波止上に吉報が届いたのは9時頃。北端のルアーマンがロッドをブチ曲げてメジロの捕獲に成功。さらに船着き場付近でもルアーマンが仲間のアシストを受けてメジロをネットイン。諦めていたルアーマン達は息を吹き返してキャスティングを再開した。

旧一文字ではデカアジ2桁釣果

一足先に釣りを終えた私は、ルアーマン達の様子を目にしつつ、迎えの船に乗り込んで波止を後にした。船は旧一文字にも立ち寄り、そちらでも帰りの釣り人が乗り込む。

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来岸和田一文字での釣果(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

船が乗船場に戻ると、私のほか数人の始発便利用の釣り人は迎えのマイクロバスに乗り換えて、マックス泉大津店の駐車場に到着。こうして三度目の正直でようやく満足のいくデカアジの釣果を手にすることが出来た楽しいひと時は終了した。帰宅後、釣果は刺身・塩焼き・煮つけと絶品の夕食のおかずとなって賞味した。

沖波止「岸和田一文字」で28cm頭にデカアジ3匹手中【大阪】夜明け前後に時合い到来アジ料理に舌鼓(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

なお、帰宅後に判ったことだが、デカアジの午前中の竿頭は、意外にも朝に旧一文字に渡ったファミリーだった。本命視された沖一文字での釣り人のデカアジの釣果が3、4匹程度と渋かったのに対し、このファミリーは見事に二桁釣果を達成。ホームページの釣果情報には「昨日は全然釣れてなかったんですが……。わからん……。」と、船長も予測不能?のコメントが添えられていた。

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>

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岸和田渡船