沖波止デビューに向けて、知っておきたいポイントはいくつかあるが、まずは乗船手続きまでの流れを頭に入れよう。案外忘れがちな事もあるので、その点にも注目していただきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
沖波止での釣りの流れ
乗船手続きまでの一連の流れは次のようになる。
身支度を整えて自宅を出発
→コンビニやスーパーなどに立ち寄り、飲料や軽食を購入
→エサ・釣具店に立ち寄り、エサの購入や情報収集
→駐車場に車を駐車
→乗船受付場で乗船手続き
→トイレを済ませておく
→乗船場で救命胴衣とマスクを着用してから乗船
→沖波止の船着場で、波止に移り渡る
→釣りをする
→釣りを終え、船着場に戻る
→迎え便に移り渡る
→乗船場に戻り下船
→駐車場から車を出発させ帰宅
一見、直接関係ないと思われる項目もあるが、実はそれが案外忘れがちなことなのである。
渡船屋到着まで
まずは、準備編だ。
自宅準備は万全に
沖波止の周りは海。一旦波止に渡った後から忘れ物に気づいても取り返しがつかない。早朝や半夜に及ぶ釣りの場合は、寒暖の温度差で体調を崩してしまう可能性もある。出発前の身支度から釣りは始まっていると言ってもいい。
人間の飲食料も
渡船店の大半は、釣り人を沖波止に渡すだけで、飲料、軽食、釣りエサなどは販売していない。また、乗船場では船長が現場作業に追われ、初心者の釣り人が質問しようとしても十分に応対できない場合も多い。
従って、飲料、軽食、釣りエサなどは、乗船場に行く途中でそうした店に立ち寄って購入する必要がある。エサが不要なルアーアングラーでも、エサ、釣具店に立ち寄ってちょっとした物を買い足しつつ、店員から釣り場の情報収集をしてみるとよいだろう。