大海原で楽しむ船釣りは最高!だけど、不意の揺れによる転倒や落水、夏の熱中症など、適切に回避すべき危険とも隣り合わせの遊びだ。今回は、船宿のスタッフでもある筆者が、転倒リスク軽減をサポート&強力な冷感効果を持つ「不思議なシャツ」を実際に船上で検証してみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
目次
船釣りでの危険体験
船釣りでは、不意の揺れによって思わぬ危険に遭遇することがある。船宿で仲乗りをしている筆者自身も転倒やヒヤリとした経験がある。
東京湾LTアジ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)引き波で実際に転倒
大型船の引き波で突然大きく船が揺れ、踏ん張りきれず転倒した経験がある。不意の揺れは予測しにくく、慣れていても危険だと感じた。
走行中の船内移動でヒヤリ
走行中にお客さんが使った道具を片付けていた際、バランスを崩してヒヤリとした経験がある。片付け中は両手が塞がっていることも多く、特に危険性が高いと感じた。
船釣りでの怪我/事故
船釣りでは、転倒や熱中症のほか、針による外傷や魚のヒレ・毒棘による怪我など、さまざまな事故のリスクがある。
船釣りでは様々なリスクがある(提供:TSURINEWSライター山下洋太)特に初めて釣る魚では、危険部位を知らずに触ってしまうケースも少なくない。一方で、針や魚による怪我は、事前の情報収集や適切な道具の使用で防げる場面も多い。
注意しても防ぎきれない
ただ、転倒や熱中症は、注意していても完全には防ぎきれないのが難しいところである。
船釣りで「転倒」事故が多いワケ
船釣りでは、濡れたデッキや魚の体液、エサなどによって足元が滑りやすくなる。さらに、波やうねり、大型船の引き波によって突然大きく揺れることも多い。
船上の足元は水が流れる(提供:TSURINEWSライター山下洋太)特に魚の取り込みや走行中の移動では体勢を崩しやすく、転倒につながるケースも少なくない。慣れている人でも、不意の揺れによってヒヤリとする場面は多い。
船釣りで熱中症になりやすいワケ
船上には日差しを遮るものが少なく、真夏は強い直射日光を受け続けることになる。さらに、釣りに集中していると水分補給や休憩を後回しにしてしまいがちである。
キャビン付きの船でも、エアコンがないケースは多く、状況によっては休憩中でも暑さを感じやすい。風があることで涼しく感じても、実際には身体へ負担が蓄積していることも少なくない。
転倒・熱中症の事故を防ぐ方法
船釣りでは、転倒や熱中症を完全に防ぐことは難しい。ただ、事前の準備や装備選びによって、リスクを下げることは可能である。ここでは、実際に船へ乗る中で重要だと感じている対策を整理していく。
乗下船時も注意(提供:TSURINEWSライター山下洋太)転倒防止策
船上では、必要以上に立ち歩かないことが重要である。特に走行中は、不意の揺れによってバランスを崩しやすいため注意したい。また、大型船の引き波によって急に大きく揺れることもある。
船長が「揺れますよ」とアナウンスする場面では、無理に動かず、しっかり踏ん張れる体勢を取ることが大切である。
熱中症防止策
熱中症を防ぐためには、喉が渇く前にこまめな水分補給を行うことが重要である。また、帽子やネックガードなどを活用し、直射日光をできるだけ避けたい。
釣りに夢中になると休憩を後回しにしがちだが、体調に異変を感じた場合は無理をせず、早めに休憩を取ることを心掛けよう。
転倒と熱中症を「着て」防ぐシャツ
転倒や熱中症は、日頃から意識することでリスクを下げられる。しかし、実際の船上では釣りに集中するあまり、注意が疎かになってしまうことも少なくない。
ICE EDG コンプレッションシャツ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)そんな中、転倒リスク軽減と暑さ対策を同時にサポートしてくれるアイテムとして注目したいのが『ICE EDGE コンプレッションシャツ』である。
『ICE EDGE コンプレッションシャツ』
『ICE EDGE コンプレッションシャツ』は、作業現場向けに開発された製品。接触冷感や紫外線対策機能に加え、独自技術「SPAORE」によって体幹・重心の安定をサポートする点が最大の特徴だ。
重心サポート技術「SPAORE」(提供:TSURINEWSライター山下洋太)転倒や熱中症が重大事故につながる建設現場でも活用されており、船釣りとの相性も良さそうな一着である。
着ると転倒リスクが減るワケ
『ICE EDGE コンプレッションシャツ』には、独自技術「SPAORE」が採用されている。メーカーによると、SPAOREは鉱石とオーガニックのもみ殻を組み合わせた素材で、体幹や重心の安定をサポートするという。
冷感と体幹サポートを搭載(提供:TSURINEWSライター山下洋太)SPAOREは背中から腰にかけてプリントされており、身体の軸となる部分へアプローチする設計。転倒やつまずき事故の軽減にも貢献するとされている。
船釣りでは、波やうねり、大型船の引き波などによって不意に体勢を崩す場面が少なくない。特に魚の取り込みや船内移動では、瞬間的なバランス維持が求められる。こうした場面で身体の安定性をサポートすることで、転倒リスクの軽減につながることが期待されている。
東京湾ライト(LT)アジ船で1日着てみた
今回の検証では、金沢八景の荒川屋の東京湾ライト(LT)アジ釣りで『ICE EDGE コンプレッションシャツ』を着用した。
実際に着用してみた(提供:TSURINEWSライター山下洋太)東京湾LTアジ釣り
東京湾LTアジ釣りは初心者から上級者までが1年を通して楽しめて、抜群に美味しいアジが釣れる東京湾人気ナンバーワンの釣りものだ。
東京湾LTアジ船で釣れた美味なアジ(提供:TSURINEWS編集部)着た瞬間から冷感効果
まず驚いたのは、接触冷感の強さである。今回の釣行日は最高気温29℃と暑かったが、袖を通した瞬間からひんやりとした感触があり、夏場の船釣りとも相性が良さそうだと感じた。
冷感効果はとても強い!(提供:TSURINEWSライター山下洋太)風速10mで検証
当日は風速10m前後の風が吹いており、潮向きの関係で風を斜め前から受ける流し方となった。さらに、大型船が通過する際には引き波による揺れも発生。転倒リスク軽減をうたうウェアを検証するには十分な条件だった。
「不意の揺れ」への安定感
実際に釣りを始めて最初に感じたのは、「不意の揺れ」に対する安定感である。当日は風を斜め前から受ける状況だったため、船は終始横揺れしていた。
不意の揺れに強い!(提供:TSURINEWSライター山下洋太)さらに大型船が通過すると引き波による揺れも発生する。横揺れが続く状況でも、姿勢を立て直す動作がしやすく、足元の安定感を感じた。
魚の取り込み時に実感
今回、特に違いを感じたのが魚の取り込み時である。この日は午前船だけで48匹のアジをキャッチ。魚を取り込むたびに前傾姿勢になるため、船が揺れている状況ではふらつくことも少なくない。
魚の取り込み(提供:TSURINEWSライター山下洋太)当日は風による横揺れに加え、大型船の引き波による揺れもあったが、普段より安定した姿勢を維持しやすい印象を受けた。取り込み時の不安感が少なく、落ち着いてやり取りできたのも印象的だった。
釣りの動作に好影響
ライトアジで重要なまきエサワークや竿操作にも好影響を感じた。普段は揺れによって仕掛けのコントロールが雑になる場面もあるが、この日は余計な力を使わずに釣りを続けられた。釣りに集中しやすかったのも印象的だった。
釣りの動作をサポートしてくれる(提供:TSURINEWSライター山下洋太)釣行後の疲れが少ない
もうひとつ印象的だったのが、釣行後の疲労感である。普段も船に乗る機会は多いが、この日は風による横揺れや引き波による揺れがあったにもかかわらず、いつもより疲れが少ないように感じた。
船上では無意識のうちに踏ん張っていることが多い。姿勢を維持しやすくなったことで、身体への負担も軽減されていたのかもしれない。
暑さによるストレスが減少
今回の釣行日は最高気温29℃。決して涼しい日ではなかったが、暑さによるストレスはあまり感じなかった。特に接触冷感は想像以上に強く、袖を通した瞬間のひんやり感も印象的だった。
船上では風を受ける機会も多く、汗をかいてもベタつきにくい。暑さによる集中力の低下を抑えやすいと感じた。
消臭機能も実用的
また、その後も何度か着用したが、汗のニオイが気になりにくかったのも好印象だった。
船宿スタッフとして釣り方を説明する際、お客さんと近い距離で接することも多いため、消臭機能は意外とありがたいポイントである。
注意だけでは防げない場面もある
船釣りでは、安全を意識することが何より大切である。しかし、大型船の引き波による揺れなどは予測が難しく、注意していても体勢を崩しそうになる場面は少なくない。
落水の危険もある(提供:TSURINEWSライター山下洋太)今回実際に着用してみて、不意の揺れに対する安定感や踏ん張りやすさを感じられた。転倒を完全に防げるわけではないが、安全対策のひとつとして取り入れる価値は十分にあると感じた。
船釣りの安全対策に『ICE EDGE コンプレッションシャツ』
船釣りでは、転倒や熱中症などの危険を完全になくすことはできない。しかし、事前の準備や装備選びによってリスクを下げることは可能である。
船釣りの注目アイテム(提供:TSURINEWSライター山下洋太)今回使用した『ICE EDGE コンプレッションシャツ』は、不意の揺れに対する安定感や高い冷感性能が印象的だった。船釣りの安全対策を考える際の選択肢として、注目したいアイテムである。
<山下洋太/TSURINEWSライター>

