【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介

海外通販サイト「Temu」は、手頃な価格で様々な商品を購入できるのが大きな魅力です。釣具も豊富に揃っており、特に海外製のアイテムを安価な価格で手に入れられます。今回は編集部員が釣具を買って実際に試した結果や、口コミをもとに、Temuで購入できる釣具をジャンルごとにA~Cランクで評価しました。

(アイキャッチ画像出典:Temu)

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Temuでおすすめの釣具ジャンル

Temuは様々な釣具が安価に売られているのが魅力ですが、中国メーカーやノンブランド品のアイテムが多く、そもそも売られている釣具が使えるのかという疑問を持っている人も多いかと思います。そこで、Temuで売られている釣具をジャンルごとに評価し、編集部の独断と偏見によるおすすめランクを公開していきます。

ロッド

商品特徴:Temuで販売されているロッドは、低価格の中国製品が多く、おかっぱり向けにはバスやトラウト用のルアーロッド、船釣り向けにはジギングロッドや大物用のトローリングロッドなどを中心に揃っています。

口コミと評価:まず、製品ページの情報だけでは、イマイチどの釣りに適しているかが判断しづらく、用途に適したロッドを選ぶのが難しい面が…。口コミも品質にばらつきがあり、一部のロッドはハイコストパフォーマンスとの評価もあるものの、作りが甘い、値段相応の素材が使われていて重くて柔らかいなど微妙な評価も散見されます。実際に編集部で購入してみた安価なグラスロッドは、ガイドの取り付けが曲がっているなど作りの甘さはあるものの、50cm級のアメリカナマズの引きにも耐える丈夫さはありました。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介Temuで揃えたタックルでアメナマとファイト(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

おすすめランクC:掘り出し物に巡り会える可能性もありますが、どういった特性のロッドか情報不足の面があり、安価なロッドが欲しい場合でも国内メーカーを選ぶ方が無難かな…という印象。ただし、Temuのクーポンを活用することでさらに安価に購入できるため、ちょい投げやサビキ釣りなどあまりクオリティを求めない用途でとにかく安いロッドが欲しい場合には良いかもしれません。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介ガイド先端がやや右に曲がっていた(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

リール

商品特徴:Temuでは、中国メーカー製の安価なリールが多く取り扱われています。ラインナップとしてはバスフィッシングに向いたリールなどが多め。船用リールはロッド同様にトローリング向けやジギング向け製品などが中心ですが、謎の激安カウンター付きリールなども存在します。また、アブガルシアなどの馴染みのあるブランドのリールも一部存在します。

口コミと評価:編集部で購入してみた安価なリールは重く、ドラグ性能や巻き心地など性能面は値段なり…ただ、2000番で50cm級のアメナマと安心してファイトできたので剛性面は問題なさそうです。

また、中には使えると評判のアイテムもあり、例えば国産では高価なベイトフィネスリールですが、Temuで公式ショップがある「KINGDOM」のマイクロモンスターは安価に購入でき、多少作りの甘さはあるものの問題なく使用できるとの情報がTSURINEWSライターより寄せられています。また、日本国内では釣具の展開を終了したRYOBIの海外向けブランド「RYOBI RANMI」のジギング用リールは、作りが良いと一定の評価を得ているなどコスパに優れたアイテムも存在しそうです。

おすすめランクC:ロッド同様に国内には安価でもクオリティの高い製品を販売しているリールメーカーが存在するため、Temuのリールをあえておすすめはしません。ただ、コスパに優れた製品やアブガルシアの海外モデルなども中にはあるので、チェックしてみる価値はあります。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介カラーリングも独特な中国のリール(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

ルアー

商品特徴:ルアーの種類は幅広く揃っており、元々高価なビッグベイトなども安価に手に入れることができます。

口コミと評価:編集部内でもいくつかルアーを試してみましたが、プラグ系も意外と期待通りにアクションしてくれました。ただし、国内ルアーメーカーの製品と比べると、泳ぎのテストなどが徹底されているわけではなさそうなので、品質にばらつきはありそうです。また、フックの品質が低いため交換が必要になります。

おすすめランクB:ルアーチョイス時の期待度や信頼度の面でメーカ製ルアーにはどうしても劣るのが現実です。ただ、決して魚が釣れないわけではないので、とにかく安価なルアーで釣りをしたい人、また、メタルジグやバイブレーションといったロストしやすいルアーや、ビッグベイトなどを安く欲しい人にはTemuのルアーも有効な選択肢になるでしょう。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介ロストが多いルアーはおすすめ(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

ライン

商品特徴:Temuでは、PE、ナイロン、フロロなど様々な種類のラインが揃っており、大量かつ非常に安価に購入できる点が大きな魅力です。

口コミと評価:編集部でPE、ナイロン、フロロの各ラインを購入して試したところ、いずれも実用に耐えるクオリティのものでした。ただし、強度は十分なものの、日本製のラインに比べるとしなやかさに欠ける点があり、PEラインは同じ号数でも太いと感じられることがありました。

おすすめランクB:国産メーカーのラインと比べると、非常に安価に購入できるため、コストパフォーマンス重視の釣り人には適しています。ただ、クオリティの面から道糸として使う場合キャストが重要な釣りや繊細な釣りにはあまり向かない印象。飛距離を求めない足元での釣りや下巻き用として使うのがおすすめです。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介ラインは意外と使えそう(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

小物類

商品特徴:Temuでは、フィッシュグリップやプライヤーなどの小物類が非常に安価で販売されています。また、フック、スナップ、タングステンシンカーなども安価に大量購入が可能です。

口コミと評価:こちらは編集部で試していないのですが、口コミからは1000円以下のプライヤーやグリップでも問題なく使用できたという声がある一方、パーツの素材が安価で、すぐに壊れてしまったなど品質の悪さを指摘する声もあります。また、仕掛け系の小物類は、タングステンシンカーなど評判のいいアイテムもありますが、金属系のパーツはルアーの付属品から判断するとあまり信用できない印象です。

おすすめランクC:品質にばらつきがありそうですが、ハズレでも割り切れるレベルの価格で売られているアイテムも多く、100均などと同じ感覚で消耗品として購入するのであればありかもしれません。

ボックス・ケース類

商品特徴:Temuでは、ルアーや仕掛けなどの収納ケースも販売されています。また、バッカンや、ロッドホルダーを追加できるタックルボックスなど、釣りに必要な収納アイテムも豊富に揃っています。

口コミと評価:編集部ではルアーケースとタックルボックスを購入しましたが、ルアーケースは特に難しい作りではないためか、購入したものも特に問題はなく、レビューなどにもあまり悪い評判はありませんでした。一方で、タックルボックスについては、使えなくはないレベルですが、作りが甘くロッドホルダーの取り付けに苦戦するなど、ややクオリティの低さが目につきました。

おすすめランクA:ルアーケースや小物用のケースに限ればコストパフォーマンスは高くお得なアイテムといえるでしょう。タックルボックスも作りの甘さに目を瞑れば実用には耐えるレベルなので、収納系のアイテムを節約したいという方にはおすすめです。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介Temuで買ったタックルボックス(提供:TSURINEWS編集部・河野)

ウェア・グローブ系

商品特徴:Temuでは、フィッシンググローブや釣り用ウェアが非常に安価に販売されています。特にフィッシンググローブは500円以下と、驚くほどの低価格が魅力です。

口コミと評価:こちらも編集部で試していないジャンルですが、レビューでは、裁縫の甘さや耐久性の不足が指摘されており、素材も値段相応のものが多いというような評価が目立ちます。

おすすめランクC:日常での中国製ファッションアイテムと同様で品質面での期待は禁物。長期間の使用には耐えられなさそうですが、価格は非常に安いため、ワンシーズンの使い捨て感覚で使用するなら良いかもしれません。

Temuで釣具を買っても大丈夫?

ネガティブな評判も多いTemu。まず頼んだ商品がそもそも届くのか疑問に思っている方も多いようです。編集部で何度か試しに釣具を注文した際はどれも問題なく届きました。配達までにかかる日数は海外から発送されるので少し長く、4営業日から20営業日ほど。大体は1週間かからずに到着しました。送料は一定額購入する必要がありますが、無料なのも海外通販としては魅力です。

破損や届かない場合は返金可能

梱包はダンボールではなく、簡易な袋に入って届くことが多くやや雑。破損の可能性は国内通販サイトと比べると高そうですが、輸送中に紛失・破損があった場合には、全額返金保証があります。

また、注文した商品の追跡情報が15日以上更新されない場合や、商品の発送後30日以内に配達されない場合でも、同じ商品を無料で再発送してもらうか全額返金の対応を受けることができ、届かない場合の保証も意外としっかりしています。

【Temuの釣具ってぶっちゃけ使える?】おすすめのジャンルと実際に購入した評価を紹介梱包は簡易的(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

そもそもTemuとは?

Temuは中国のPDDホールディングスが運営する中国国外向けのECサイト。米日本では2023年7月よりサービスが開始され、2024年1月に利用者数が1500万人を突破しました。出店している店舗(メーカー)も多く、非常に安価で豊富なアイテムを揃えているのが特徴です。

Temuの釣具が安いのはなぜ?

Temuの商品が低価格で提供されている理由は、主に中国製品を扱っている点と、独自の販売システムにあります。中国では人件費が比較的安く、大量生産が行われているため、製造コストが抑えられています。

まとめ:Temuの釣具が使えるシーンは必ずある!

Temuの商品はハズレも多いですが、圧倒的な安さはやはり魅力。使い方次第ではお得に釣具を購入することができます。品質の低いアイテムを引かないように、購入時には日本人ユーザーの口コミや最低評価のレビューも参考にしましょう。また、サイズ感も分かりにくいアイテムが多いので、よく情報を確認してから購入するといいでしょう。

もし、初めてTemuを利用する場合、初回購入クーポンを利用すると非常にお得に買い物ができます。元々の商品価格が安いにもかかわらず、さらに割引が適用されるため、忘れずに利用することをおすすめします。

クーポンリンク:https://temu.to/m/unzazjlhyfh

<TSURINEWS編集部>