真夏が近づくこの時期は雨が増え、渓流釣りは最盛期に突入している。より良いサイズを沢山釣ろうと思えば、やはり仕掛けは自作するのがベストだ。今回は、渓流エサ釣りの仕掛けを自作するために必要な道具と釣具を紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
必要な釣具
続いて、仕掛けに使用する釣具を紹介していく。これらの小物は専用ケースに収納しておき、それをベストのポケット内に収納する、という形だ。
天井糸
天井糸は、竿先と仕掛けが絡みにくくする、仕掛けの視認性を高める、水中糸を節約する、といった効果が期待できる。著者はオレンジ色のヨリ糸タイプを愛用している。
水中糸
渓流釣りで用いられる水中糸は、大別するとナイロンとフロロの2種類。これらは比重の違いにより、水馴染みや糸捌きが変わる。自身の釣り方のスタイルに合わせてチョイスしたいところだ。初期は0.2号、最盛期は0.4号……といったように号数の違うものをシーズンによって使い分けるので、複数用意しておくのが基本となる。
目印
ミャク釣りがメインとなる渓流釣りにおいて、アタリを取るための目印は非常に重要だ。著者はグリーン(黄緑)、ピンクの2色を愛用しているが、逆光時には黒など、必要に応じてカラーを使い分けるのも良いだろう。
オモリ
係留釣りでは、ガン玉やジンタンと呼ばれる割オモリを使用する。流れや水深に応じて使い分ける必要があるので、ジンタンは5号~1号、ガン玉はB号~4B(本流なら6B)まで豊富に用意したい。
針
エサのサイズや水量などの状況に合わせて、複数の号数を用意しておこう。実際の使い方については、著者の過去記事を参考にしてみてほしい。
渓流釣りは身軽な装備で!
著者はこれらの道具を用いて、釣行前に6セット~10セット程度の仕掛けを自作し、ケースに収納したうえでベストのポケットに入れている。こうすることで、仕掛けにトラブルがあった場合でも手早く仕掛けをリセットすることが出来る。
また、釣り場で針やオモリだけを交換する際は、足場が良い場所に移動して安全を確保した上で、専用ケースから取り出して手早く交換するようにしている。とにかく身軽に、数多くのポイントを探るため、色々と工夫してみてほしい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
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