渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!

渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!

渓流ルアーメインで始めたい!でもたまに管釣りで練習したいな〜♪という方向けに、渓流と管釣りで兼用出来るルアーロッドとリールを選んでみたいと思います。今回のメインターゲットはニジマスです。

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猪口香那美

キャンプと釣りを愛するアラサー釣女。北海道の片田舎でトラウトをメインに釣り三昧♪

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ルアー&フライ トラウト

渓流ルアーロッドの表記

先ずはロッド(竿)を選ぶ必要があります。しかしいざ釣具屋へ行きロッドを手に取れば番手がたくさんあり悩んでしまうはずです。またロッドの表記も最初はなにがなんだかわからずこんがらがってしまうと思います。そこで簡単にご説明します。

【ロッドの表記】

ロッドには基本的に4つの項目が表記されています。

●Power:パワー
●Line weight:ラインウェイト
●Lure weight:ルアーウェイト
●Length:ロッドの長さ

ロッドのパワーには大きく分けてL(Light)・M(Medium)・H(Hard)の3種類に分類されます。

渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!ロッド上に記載している

例えば上記のロッドであれば

Power: S60UL =6.0ft(フィート)のスピニングロッド/パワーはウルトラライト
Line Wt :2~8lb =2〜8lb(ポンド)のナイロンラインに対応
Lure Wt: 1~9g =1〜9gのルアーをキャスト出来る
Length: 6’0”= 6.0ft(約180cm)の長さ ※1ftは約30cm

という事になります。

このロッド1本で小渓流、中流メインに管釣りや本流、湖でも便利に利用しています。

パワーはUL(ウルトラライト)がおすすめ!

渓流と管釣りで兼用するならネイティブ用のUL(ウルトラライト)がおすすめです。

管釣りでは XUL(エクストラウルトラライト)や SUL(スーパーウルトラライト)という弱めのロッドを使っている方が多いのですが、流れのある渓流では力が弱すぎます。北海道の管釣りは50cmオーバーの大型トラウトを放流している場所も多いため、少しパワーのあるロッドを選ぶ方が安心です。

ロッドの長さは5~6ft(フィート)

渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!ロッドスタンド

私が渓流で使った感触としては、5ft〜6ft(約150〜180cm)のロッドであれば

キャストする空間が狭い川でも片手で取り回し易く、管釣りでの遠投もしやすいです!

リールを選ぼう

次に必要になってくるのライン(糸)を巻き取るために使うリールです。リールにも大きく分けて、ノーマルギア・HG(ハイギア)・XG(エクストラハイギア)の3種類があります。

ノーマルギアから徐々に、ラインの巻き取りスピードが早くなります。

渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!C2000番のHGスピニングリール

5lbのナイロンラインを75m〜100m巻けるルアー用の汎用スピニングリールなら何でも使えますが、片手でキャストをし続けられるよう軽くて巻き取りスピードの速いHG(ハイギア)のリールが渓流にはおすすめです。

ラインの目安は3~6lb(ポンド)

北海道の渓流と管釣り兼用で巻くなら5lbのナイロンラインがおすすめです!

渓流ルアー&管釣り兼用タックル選びのキホン解説 入門者必見!初心者でも扱いやすい

止水の管釣りでは魚に見切られないよう通常3lb以下の細いラインを使用しますが、北海道の場合は大物の考慮して4lbはあった方が安心です。

といっても4lbだと渓流でニジマスをかけるには少し不安を感じます。5lbラインを巻いておけば、流れの速い川で大きなニジマスがかかっても滅多なことでは切れませんし、草や小枝なら引っこ抜いてルアーを回収する事も出来ます。

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