城ヶ島での磯フカセ釣りで乗っ込み最盛期のメジナ7尾【神奈川】40cm級が中心

海釣り 磯釣り

• Tweet

城ヶ島の地磯でフカセ釣り

5時半に城ヶ島のお土産街入口にある有料駐車場に到着。前夜からの西風がまだ強く吹いていたので、海の状態がよくないと判断。とりあえずカラ身で海が見える見晴らし台まで歩いて行き、状態を確かめる。

当日は大潮後の中潮初日で、満潮が6時。満潮時刻を迎えていることもあり、数あるポイントすべてが大波に洗われていて、とても竿を出せる状態ではない。そこで、車に戻ってしばし待機。

9時を過ぎるとようやく風が弱まり、潮もだいぶ引いたので、再度見晴らし台まで行って釣り場の状態を確認。猪の子島手前のワンドの一番高いところはなんとか竿が出せそうな感じだったので、車に戻って荷物を背負い、そこを目指す。

エサ取りが活発

徒歩15分ほどで釣り場に到着。ワンドに向かって一番高いところから竿を出すことにする。

これだけ海が荒れていればエサ取りはいないだろうと、まずはウキ下3ヒロでスタート。しかし、少し暖かくなったこともあり、エサ取りは元気。付けエサのオキアミが秒殺される。クサフグとキタマクラが多数いるようで、ハリのチモトから噛み切られることもしばしば。

30cm超のメジナ登場

その後もエサ取りに苦戦して、13時すぎまでオデコ。しかし、このころになると北風に変わり、波もだいぶ落ち着いてくる。さらに上げ潮に変わり、潮が左から右手方向に流れ出すとエサ取りがいなくなり、付けエサが残るようになった。

ウキ下3ヒロでエサがまったく取られなくなったので4ヒロにすると、これが大正解。すぐにウキがスパッと沈み、そのまま竿先が絞り込まれた。アワせるとフッキング。小気味いい引きを堪能したあと、30cm超の本命が海面に浮上。波の状態を確認しながら一段下に降りて無事タモ入れ。

時合い突入で連続ヒット

続いて、潮上にヒシャクでまきエサを3杯撒き、すぐに潮下に仕掛け投入。ウキがナジんだあたりで、ウキ周辺に3杯追い打ちというパターンがハマり、15時半までに40cm超含む6連チャンで16時に納竿。

自宅に戻ってメジナを捌くと、お腹に白子やタマゴがギッシリ詰まっていて、まさに乗っ込み最盛期。脂乗り乗りのメジナはグレシャブ、刺し身、塩焼き、アラ汁と、どれも絶品だった。s

＜週刊つりニュース関東版APC・間宮隆／TSURINEWS編＞