前回のなかねボートでの釣果に気を良くし、第2回として選んだのはまさかのコマセ・マグロ&カツオ船!カツオ・マグロ船というと船釣りの最高峰。乗船するのは船釣りの猛者達。自分なんて乗船する資格ない。それが正直なイメージ。でもどうやらそんなことはないらしい。
「コマセマグロ&カツオ攻略!ビギナーズラックの可能性も【キホン解説】」
よし!ビギナーズラック目指してチャレンジしてみよう!といわけで、9月1日に編集部スタッフ3人と釣友の永井君の合計4人で神奈川県茅ヶ崎港のまごうの丸へ乗船した。
真鶴沖で大船団
結局真鶴沖まで走ってくると、そこには大船団が形成されていた。
さらに釣友が海面を指して叫んでいる。
そちらを見ると、マグロのナブラが。海面を割って出る、20kgは間違いなくあるであろうマグロの巨体。大自然のドラマを目の前で見れていることに感動してしまった。
怒涛の同時ヒット
真鶴沖での何度目かの流しの際に再び船長が「いいの来てるよ!」時間的にも恐らく最後のチャンスタイムだ。
集中していると、まずは隣の永井君にヒット。誰ともオマツリせずにカツオのタモ入れ成功。
すると次の瞬間、自分も含め左舷のほとんどの人が一斉にヒット。船長の流しがバッチリ決まった瞬間だ。
電動リールの唸る音と「キタ!」の声が飛び交う。もちろん、ほとんど全員が巻き込まれる大オマツリ大会へ。
船長と中乗りさんが絡んだ仕掛けをあげ、ハリスを手でたぐり寄せると次から次へとカツオが船上へ上げられる。
この時大事なのが、自分が使っている針を覚えておくこと。オマツリを迅速に解くためにハリスを切ることが多々ある。そうなると、魚の口に掛かった針だけで誰に掛かった魚かを判別しなければならないからだ。
最終釣果
初めての経験だらけだった今回の釣行。自分が3本、釣友3人がそれぞれ3本・2本・1本で合計9本の本ガツオを手にすることが出来た。
目標のチームで4本を大きく上回ることができ、大満足。ビギナーズラックをいかんなく発揮する結果となった。
腹回りが丸々とした良型ばかりで、とても美味しかったのは言わずもがなだ。
ただ、1発目のバラシがマグロの可能性があると聞いた途端、再チャレンジの意欲がむくむくと湧き上がって来ていることは釣友に内緒にしている。