神奈川県を流れる酒匂川の解禁日は6月1日(木)。今シーズンは新たな試みとして、アユルアー可能区間がオープンする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 松本修)
酒匂川のポイントを紹介
釣りのエリアは、大きく分けて3つ。下流から上流に小田原地区・松田地区・山北地区となる。
エサ釣り、オランダ釣りは禁止で、コロガシとアユルアーは釣り場が限定されている。天然遡上の多い小田原~松田地区は、解禁当初は毛バリ釣りも人気。ドブ釣り、チンチン釣り、夕方は毛バリの流し釣りでも楽しめる。
アユルアー可能区間は、十分に距離をとってお互いに迷惑がかからないよう心がけよう。
小田原地区
石が小さく、砂が多いエリア。今年4月には石が多く出ていたが、5月に大きな出水があり、果たしてどうなるか。JR東海道線ガード下流の最下流は、当たり外れが大きいものの、よく釣れることがある。
松田地区
トモ釣りでもっとも人気のある地区。各オトリ店付近の魚影は濃く、トモ釣りのメインポイントとなる。
竿は引抜早瀬くらいの硬さ、仕掛けは一般的な関東の細仕掛け+少し早い流れも引けるものがあればOKだ。
山北地区
山北高校下流~足柄橋上流の山北エン堤、大口橋上流にオトリ店がある。付近は入川しやすく、よく釣れるポイントで、ドブ釣りができる場所もある。
山北の谷峨(御殿場線谷峨駅、川西橋上下)は良型が釣れるが、駐車スペースが少なく、初めての人は下見が必要。オトリ販売店はないので、下流から持ち込もう。
アユルアー可能区間
今シーズン、足柄紫水大橋下流端~富士道橋上流端にアユルアー可能区間が新設された。
活きアユを使わないため、老若を問わず気軽に楽しめそうだ。キャスティングの場合は、ほかの釣り人の迷惑にならないよう距離を十分にとってほしい。
<週刊つりニュース関東版 松本修/TSURINEWS編>