8月8日、台風が来る前に楽しもうと、福井県・若狭町の常神半島の先っぽにある常神漁港に行ってきた。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版 APC・東川久美子）
TSURINEWS編集部
陸っぱりエギング釣行
平日の午後と言うこともあり、先行者は誰1人いない。余裕を持って場所取りを兼ね 近くの磯に入って潮の状態などをチェック。
いざ エギング開始と思いポイントに入ろうとすると、誰もいなかったポイントに釣り人が…。さすがに余裕を出しすぎてしまった…。
慌ててポイント移動して同じく常神半島にある小川漁港に。
当日のコンディション
風は正面からの向かい風で 風速4m以上。もちろんこの風では釣り人は皆無。貸し切り状態からの1投目。少しアクションを入れてからのステイ。またまたアクションを入れてからのステイ。だが反応はない。
向かい風のせいで キャストしたエギは手前でポチャン。キャストの距離が出ない。風が舞っていて時折微風になる。そこからとにかくキャスト。シャクリを入れてステイ。優しくシャクってステイ。激しいジャークからのステイ。ひたすら頑張る。でも一向にイカの気配はない。
20cm超えのマイカを手中
エギのローテーションやサイズ、重さ、シルエット。カラーなどいろいろ試したが やはり応答はなかった。
2時間ほどたったころ、気持ちが切れる前に場所移動も考えながらステイをさせていると…。ん？何かチェイスが見えた。様子を見ながら少しステイ。かすかだが、何かのチェイスがあった。
ここでアワセを入れてみた。コンッと何かの重みが乗った。姿は見えないが、確実に何かは乗っている。ゆっくりゆっくり寄せてみるとようやくのマイカ（ケンサキイカ）の登場だ。胴長は20cmオーバー。
爆風のなかでの1匹は、めちゃくちゃうれしかった。価値ある1匹だ。
爆風の中で仕留めた本命のマイカ（提供：週刊つりニュース中部版 APC・東川久美子）2杯目の本命をキャッチ
記念撮影をしてすぐにキャスト。2匹目を狙っていく。先ほどのマイカはステイの最中に、エギを少し立たせるイメージでステイをさせていた。この夜のヒットメソッドだと考え、次投もイメージではエギを少し立たせて様子を見る。
するとまたまた乗ってくれた。先ほどより元気なイカさんだ。寄せてくる途中、水面に上がったタイミングで暴れまくってくれる。それでもゆっくり巻いて丁寧に寄せてみると、少し小ぶりのマイカ。この状況でうれしい1匹だ。
2杯目のマイカ（提供：週刊つりニュース中部版 APC・東川久美子）風が強くなり納竿
コレは時合いかと思いすぐにキャスト。それからキャストをひたすら繰り返したが、風の勢いがさらに強くなり、この日は納竿とした。釣果はマイカ2匹。諦めかけた時間からの釣果にうれしさもこみ上げてくる。
この日はステイの最中に、気持ちエギを立てるイメージが釣果につながったと思う。次回は台風次第だが、頑張ってシャクりたいと思う。
ペットボトルと比較（提供：週刊つりニュース中部版 APC・東川久美子）
＜週刊つりニュース中部版 APC・東川久美子／TSURINEWS編＞
小川漁港
