相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず

釣って楽しい、食べて美味しいアジ。そんなアジでもブランド化を目指しているとも噂を聞く大磯から小田原に掛けての美味しいアジを狙って神奈川県大磯町の与宗丸のビシアジ船に乗り込んだ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)

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はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

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船釣り エサ釣り

与宗丸でビシアジ釣り

釣行予定は6月10日。少し前に台風が来たりとコンディションは今ひとつ。コロコロ変わる気まぐれな天気予報は直前で曇りになり雨の合間を縫っての与宗丸ビシアジ釣行となった。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず 与宗丸から出船(提供:TSURINEWSライター永井航)

つけエサ

ビシアジは基本的に赤タンと呼ばれる赤く染めたイカを餌に使うが、場合によっては青イソメの方が食いが立つことも多い。釣行前に聞けばどちらが良いか教えてくれるが、そこまで高価な餌ではないので1パック買っておいた方が安心。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず ビシアジのつけエサ(提供:TSURINEWSライター永井航)

身餌やオキアミなど持ち込む人もいるがわざわざ持ち込むほどのことはないだろう。なお釣行前の様子では青イソメはなくても大丈夫とのことだったが私は持ち込み。他の人も全員持ち込んでいた。

釣り方

まきエサ釣りの基本と言えるビシアジだが、まきエサワークや手返しで釣果はしっかりと差がつく。釣れない時間帯もしっかりまきエサを撒き続けることが船のまきエサ釣りの最大のコツだ。今回は2m2本針のベーシックな仕掛けで挑む。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらずビシアジの釣り座(提供:TSURINEWSライター永井航)

早々に中型アジ顔出し

受付を済ませ乗船。船はキスからマグロまで大小様々な釣り物をやるが、出船直前のワクワクだけはどの釣り物も同じだ。船は港を出て20分ほどでポイントへ。水深は95~100m。ここら辺のアジ釣りの深さとしては平均的。まずは全員で協力してまきエサを撒き、船下に魚を集めたいところ。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず 与宗丸でアジ&サバゲット(提供:TSURINEWSライター永井航)

1、2投目は魚釣りというより餌撒き。3投目で本格的に釣り開始だ。潮は適度に流れかなりいい感じ。棚に合うと穂先にアタリ。軽く聞き合わせてまずは手巻きでゆっくり2mほど巻き、そこから電動。しかし、この魚は隣の人と巻き上げ中に祭ってしまいバレ。同船者にもちらほらとアタリが出てるようでアジが顔を出し始めている。

24cmアジ登場

私も次の1投でキャッチし、ボウズ回避。サイズは24cm程度の中型。普段はもう一回り大きいのが釣れることが多いが、ここ最近はこれくらいのサイズが多いそう。釣り味と見た目の迫力こそ大型に負けるが、食味は抜群だ。何かと調理しやすいこのサイズはむしろ狙いたいところだ。

サバも登場

次はサバとアジで一荷でヒット。サバは派手に暴れるのでヒットしたらサバかアジかはすぐにわかるはずだ。アジは口が弱いのでサバと同時にヒットすると振り落とされてしまうことも珍しくない。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず サバも交じった(提供:TSURINEWSライター永井航)

この場合、アジがバレないようにする方法は特にはないので基本は運任せ。この季節は脂こそ乗っていないがサバはサバでフライや竜田揚げは通年オススメ。サイズにもよるが30cm超えるサバを3~4本持って帰るとなかなか良いお土産になるだろう。

当日はサバが入れ食いになるということもなく、アジ5匹にサバ1匹というちょうどいいペース。サイズは中型中心だが時折40cmほどの大アジも釣れ船内アナウンスが響き渡る。

まきエサ釣りはチームプレイ

一時食い渋る場面もあったが、船内の釣り人達がまきエサを切らさなかったのもあり常時安定して釣れていた。船下に魚を留めるためにはやはり誰かは常にまきエサを指示棚で撒ける状態にするのが最も良い。そのため、混み合う船も考えものだが、まきエサ釣りにはある程度の人員は必要。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず ビシアジで本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター永井航)

実は船のまきエサ釣りはチームプレーだったりする。また当日は比較的棚にシビアな面もあったが潮の流れがそこまで早くないのもあり、丁寧に探っていくとほぼ毎投アタリをもらうことができた。

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