5/17(水)、友人と久しぶりにカセ釣りを楽しんできました。日頃はフカセ釣りがメインでダンゴ釣りをする機会が少ない筆者。フカセ釣りとは異なる短竿でのスリリングなやり取りはとても新鮮に感じられ、釣行の度に面白さを感じます。今回は、その釣行の模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)
開始早々クロダイをキャッチ
離岸堤での釣りは底の地形を探る所から始まります。底の地形が高い場所を探してそこで待つのが基本で、割れてからも穂先を下げずにノーシンカーで流すのが基本です。セオリー通りに底に着けようとすると、起伏の段差や穴に引っかかりやすいので注意。
開始直後から中層でメジナとフグのダンゴアタックがありますが、想定よりも大人しく感じられます。しばらく打ち返すと友人が速攻でヒット。見事この日最初の本命をキャッチしました。筆者も続くように本命をヒットさせて幸先の良いスタートです。
筆者&釣友ともにツ抜け達成
釣り開始直後から着底後のダンゴを漁るようなダンゴアタリが続き、どうやら相当数のクロダイが寄ってきている様子。お互いに1匹目をキャッチしてからアタリが止まらず、面白いようにヒットしてきます。
大きいものでは46cmのグッドサイズも出現してお昼頃には友人とダブルツ抜けを達成。まさかの爆釣に笑いも止まりません。さらに興味深いのが、この日のヒットエサは全てコーン絡みであること。
20枚以上釣ったクロダイは全てコーンかサナギコーンでヒットしてきました。浮いてきたクロダイが水面でコーンを吐き出す様子も見られ、コーンを好んで食べているようです。
場所が良くずば抜けて良い釣果に
この日は同じ離岸堤に着けた他のカセでも釣果がありましたが、運良く魚の多い場所に入れたのか、ずば抜けて多い釣果になりました。
ほんの少ししか離れていないのに魚の寄り方に差が出てしまうのはなんとも不思議です。しかし、今季の離岸堤がいかに好調かよく分かる釣れっぷりでした。
出船場所から離れた位置にあるため、15時前には迎えの親船が見えました。もっと釣れたかもしれませんが、片付けをして納竿となりました。
最終釣果
最終釣果は筆者と友人でそれぞれ12枚ずつの計24枚。好調とは聞いていたものの、予想外の釣れ方に加えて型も揃って驚きを隠せません。
オキアミは瞬殺で使い物にならない状況でしたが、コーンを上手く活用できたのが決め手だったようです。久々のカセ釣りは大満足の釣果で、カセ釣りの面白さも再認識できた楽しい釣行となりました。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>