釣りをしたことがない人も必見、本格的に釣り体験ができる施設、やま喜フィッシングセンター(横浜市緑区)にバイクで訪問しました。知る人ぞ知る穴場スポットです。その時の様子をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
バイクツーリングで釣り堀施設に訪問
寒い冬も終わりに近づき、天気が良いので娘とツーリングがてら屋外の釣り堀施設に訪れました。
場所は横浜市緑区で、鶴見川のほとりに位置し、近くには巨大な複合施設ララポート横浜や動物園ズーラシアなどがあります。
最寄駅はJR横浜線の中山駅か市営地下鉄グリーンラインの川和町駅です。徒歩だと約15分かかるので、バイクがとてもおすすめで、駐輪は無料。車の駐車場もありますが、台数が限られているので注意してください。
施設利用料は、金魚釣りが1時間600円、鯉釣りが1時間900円、ヘラ釣りが1日2200円です。金魚釣りと鯉釣りは餌と竿が付いていますが、ヘラ釣りは全て持参が必要です。
金魚釣りコーナー
このコーナーは、釣りをしたいけれどまだ経験がない人にとてもおすすめです。金魚ならすぐに釣れるだろうと思っていましたが、全然釣れませんでした。
アワセを入れないと針にかかりませんし、餌の付け方によっても釣果が左右されます。しっかりと観察し、針を見ていないと餌だけを持っていかれます。なかなか奥深い釣りです。
餌は虫餌ではなく、小さい粒なので、初心者でも安心して使えます。餌のおかわりは時間内なら無料で提供されます。私の娘も最初は「パパやって」と言っていましたが、次第に自分でやるようになり、最終的には餌の付け方が悪かったと反省していました。
次第に水面を覗き込み、アワセを入れるまでに成長。私のサングラスを貸すと、水面が非常に見やすいと感激していました。
釣れたときの喜びは、金魚でも大きいものです。金魚の引きを存分に楽しんでいました。また、釣った金魚を1匹200円で購入し、飼うこともできます。
金魚釣りでは、きれいに片付けた人にはポイント券が全員に配られます。最後にお菓子やジュースをもらえるので、子供たちにはとても嬉しいサプライズですね。
家族で楽しめる鯉の釣り堀
こちらはなかなか釣れないですが、釣れた際には金魚とは異なり、引きが強くて見ているだけでも楽しいです。金魚釣りに慣れてきた人には、ステップアップとしてとても良いと思います。
こちらも練り餌を使用しているので、虫餌が苦手な人でも大丈夫です。鯉の場合は、釣った魚を量ってポイント券がもらえます。この券で入り口にあるお菓子や次回の釣り代に交換できるのも、子供にとっては非常に面白い体験です。
エキスパート向けのヘラ釣りコーナー
こちらは全ての装備を持参する釣りで、参加している人もエキスパートや上級者ばかりです。竿、道具、餌を全て自分で用意する必要があります。遠方から訪れる方もいるようで、やはりこの場所が穴場であることを実感しました。
子供と一緒に行ける場所
小学生にもなると、娘も成長し、親との遊びが減ってきますが、釣りなら性別を問わず楽しめます。海釣りは準備が大変でなかなか始められないこともありますが、この施設なら道具も全て借りることができ、手ぶらで楽しむことが可能です。
また、私の娘もまた釣りをしたいと言ってくれたので、今度は沖釣りに誘ってみようかと思います。子供の釣りへのきっかけ作りには最適な場所だと思いますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>
やま喜フィッシングセンター