4月28日の天気予報は晴れ&微風。願ってもないチャンスとばかりに、前日の予約で愛知県・南知多町豊浜港の大進丸へイサキ釣りに行ってきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)
大進丸でイサキ釣り
心ウキウキで港へ行ってみると、イサキ釣りは3隻。好みの釣り座に名前を記入するのだが、ミヨシしか空いていない。仕方なくミヨシにする。「これは最悪だな」と思ったが、おかみさん曰く「昨日はミヨシが良かった」そうだ。
それを聞いて少しは励みになり、午前5時に出船。伊良湖岬を回って1時間で到着。水深43mの人工漁礁で、30ヒロと呼んでいた所だ。私のタックルはジギングで使っている軟らかい2mのロッドに、リールは手巻きのコンクエスト200。PEライン1号、リーダー4号でPEラインの色を10mに合わせるため3mとした。
それに70cmのワイヤーテンビンとまきエサカゴ、オモリは統一の80号、クッションゴムは自作で50cm。仕掛けはオーロラ緑スキン3号の1.9mだが、短いので60cm足して2.5mにした。PEラインでは5mの位置が分かりづらいので、赤色でマーキングした。
前回はロッドを絶えず手持ちだったので、ネットでチビラークを購入。使い勝手は抜群に良かった。
35cm頭に良型イサキ顔出し
船が止まって船長から「43m。タナ38~37mを探って」とアナウンス。第1投は40mまで落として、まきエサをまきながら38mで待つ。
早めに仕掛けを回収してまきエサを多めにまいてアタリを待つが、期待とは裏腹に反応がない。4~5投しただろうか、お隣さんがダブルで釣り上げた。恥も外聞もプライドもかなぐり捨て、タナを聞いてみると39mだったので、次は教えてもらったタナで待つとコンコンと穂先にアタリ。
1匹目なのでドラグはユルユルだが、やっと海面に出てマイタモですくい、自作のハリ外しを使ってチャポンとカンコの中へ。連続で釣れ続くと思ったが、そうはいかない。次の1匹は結構時間がたってからだった。
久々に小気味いいアタリで食ってきてくれたのは、実測35cmで肉厚のグッドサイズ。自然にニタリ顔だ。皆さんはいいサイズもエイッと引き抜いていたが、私は1匹も逃がすまいと恥ずかしさもあったが、小さめのタモを使った。
ボツボツ釣れて8匹。予感が的中して私のまいたまきエサは後ろへ流れていき、魚も後ろの方で集合しているようでさっぱり。船長も「ちょっと不利だな」と言っていた。まきエサ釣りで釣り座はキモだと痛感。この逆もあるから難しい。