今年の初釣りはどんな魚を釣ろうか？せっかくだからまだ釣ったことのないアマダイを釣ってみよう。そういえば、アマダイが茨城日立沖で釣れているらしい。茨城では今まで釣れなかった魚種だ。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 上谷泰久）
TSURINEWS編集部
釣友丸でアマダイ狙い
1月12日（木）、日立港久慈漁港の釣友丸を訪ねた。この日は私を含めて8人で出船。沖を目指して進み、1時間で水深80mのポイントに着いた。
スパンカーを立てると、エサのホタルイカが配られ、さっそく天ビン仕掛けでスタート。常連を見ると、オキアミや青イソメ、サバ短冊を用意している。
開始して1時間、誰の竿も曲がらない。右舷胴の間で竿を出す私が船長に具合を尋ねると、「今日は潮がまったくだね」と言う。
しばらくすると、「潮が動かないので船を動かしていきます」とアナウンス。船を立てたままゆっくり動き始めると、底のオモリが潮を噛んで流れている感触。すると、私の隣の石田さん（小山市）にヒット。グングン叩いて潜っている。大きそうだ。
タモを構えた船長に「いやいや結構です」と言ったものの、青白い大きな魚体が見えると「やっぱりタモ」。船中1尾目は、桃色の魚体が美しい見事な本命で40cm超。
エサを付けて再び入れると、すぐに2尾目が掛かった。これも40cm超。隣にいる私はアタリすらないのに、うらやましい。石田さんはホタルイカ1尾掛けに、サバ短冊の抱き合わせ。私はホタルイカつぼ抜き。この時間帯はゴージャスなエサがいい感じか。
40cm超え良型続々ヒット
その後、沈黙の時間が続いたので移動。次のポイントでは、バタバタと皆さんにヒット。藤澤さん（筑西市）は、青イソメにヒット。
釣友丸でアマダイキャッチ（提供：週刊つりニュース関東版 上谷泰久）写真を撮って釣り座へ戻ると、やっと私にもアタリ。「これがアマダイの引きか、なかなかパワフル」と期待して巻くが、見えてきたのは小さい。人生初のアマダイは塩焼きサイズだった。
釣友丸で良型アマダイ（提供：週刊つりニュース関東版 上谷泰久）続けて、またしてもヒット。今度は重量感、叩きともに迫力のファイト。アマダイおもしろいぞ！取り込んだのは42cmの重量級。
竿頭は7尾キャッチ
右舷ミヨシの石川さん（高根沢市）は兄弟で狙う。「釣友丸がアマダイ狙いを始めてからもう数回目のチャレンジ」と言い、連釣モード。2人ともつぼ抜き派だった。
釣友丸でアマダイキャッチ（提供：週刊つりニュース関東版 上谷泰久）この日は、エサによって時間帯で食いに差があった感じ。仕掛けは短ハリスでも、2mの長めでも差はなかった。私は大小合わせて5尾をキャッチ。竿頭は7尾だった。
釣友丸でアマダイキャッチ（提供：週刊つりニュース関東版 上谷泰久）まだまだ未開拓のこの釣り物を茨城で狙っているのは釣友丸だけ。腕試しにチャレンジしてみてはいかが。
＜週刊つりニュース関東版 上谷泰久／TSURINEWS編＞
