「高速代が0円!」 下道で往復600km走る大学生アングラー流【釣り遠征の道中の楽しみ方】

「高速代が0円!」 下道で往復600km走る大学生アングラー流【釣り遠征の道中の楽しみ方】

釣り遠征では高速道路を使うのが一般的だが、大学生の筆者にとって高速代は決して小さな出費ではない。そのため、遠征では基本的に高速道路を使わず、下道で目的地を目指している。ときには往復600km以上を走ることもあるが、下道には高速代を節約できるだけでなく、新たな釣り場や景色、ご当地グルメとの思わぬ出会いもある。今回は、大学生アングラーの筆者が感じている「下道で行く釣り遠征」ならではの魅力を紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・鈴木慎一朗)

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鈴木慎一朗

シーバス愛が止まらない釣りバカ大学生。わんぱく精神で全国を駆け回り、現場の空気が伝わる釣り情報を届けます。

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大学生にうれしい高速代0円

下道を利用する最大のメリットは、やはり高速代を抑えられることだ。釣り遠征ではガソリン代や食費、宿泊費など、さまざまな費用がかかる。さらにラインが足りなくなったり、ルアーをロストしたりと、釣具のトラブルによる予定外の出費も少なくない。

そこで高速代を節約できれば、その分だけ遠征のハードルが下がり、金銭的にも気持ちにも余裕が生まれる。浮いたお金を現地での食事に使ったり、その地域でしか手に入らない釣具を購入したりするのもいい。単に出費を減らすだけでなく、「移動に使うはずだったお金を、遠征先での楽しみに回せる」。これが大学生アングラーにとって大きな魅力だ。

下道だからできる新規開拓

釣り人なら、移動中に偶然見かけた川や海を眺めて「ここ、釣れそうだな」と気になった経験があるのではないだろうか。

「高速代が0円!」 下道で往復600km走る大学生アングラー流【釣り遠征の道中の楽しみ方】おっ、いいポイントか?(提供:TSURINEWSライター・鈴木慎一朗)

高速道路では立ち寄れる場所が限られるが、下道なら気になる場所を見つけたときに寄り道しやすい。水の流れや地形、ベイトの有無などを実際に確認することで、予定になかった新たな釣り場候補が見つかることもある。

筆者も運転中に気になる川や海を見つけたら、安全な場所へ停車してからGoogleマップを開き、位置が分かるようにスクリーンショットを残している。その場では釣りができなくても、次回の遠征で立ち寄る候補になるからだ。

目的地へ向かいながら新規開拓! そんな思わぬポイントとの出会いも、下道遠征ならではだと思う。

下道だから見つけられる景色

高速道路なら目的地まで一気に移動できるが、下道では街並みや自然の変化を間近に感じながら進んでいく。

「高速代が0円!」 下道で往復600km走る大学生アングラー流【釣り遠征の道中の楽しみ方】下道だからこそ見つかる景色(提供:TSURINEWSライター・鈴木慎一朗)

ナンバープレートに変化

県境や市境を示す看板を見るたびに、「遠くまで来たな」と実感できるのも面白い。筆者が密かに楽しみにしているのが、前を走る車のナンバープレートだ。出発直後は見慣れた地名ばかりだったのに、走り続けるにつれて少しずつ現地のナンバーへ変わっていく。

その変化を見ると、「いよいよ遠征先まで来た!」という気持ちが高まり、一気に旅らしくなってくる。

あえて山道を走ることも

ルートを選べる場合、筆者はなるべく山道を通るようにしている。山や川、田園風景を眺めながら車を走らせていると、テスト期間で疲れた心も少しずつ癒やされていく。もちろん、山道は街灯が少なく、野生動物が飛び出してくることもあるので注意が必要だ。

それでも、安全に十分気を配りながら眺める普段とは違った景色も、筆者にとっては遠征の楽しみの一つ。釣り場へ到着する前から、すでに旅は始まっているのだ。

道中のご当地グルメも楽しみ

下道を走っていると、道の駅や地域の飲食店などへ立ち寄る機会も多い。せっかく遠くまで来たのなら、その土地ならではの食べ物を味わうのも遠征の醍醐味だ。

「高速代が0円!」 下道で往復600km走る大学生アングラー流【釣り遠征の道中の楽しみ方】グルメは大きな楽しみ(提供:TSURINEWSライター・鈴木慎一朗)

今回の遠征では、道中で鮎の塩焼きを味わった。香ばしく焼かれた鮎を食べながら休憩した時間は、単なる食事ではなく、今回の遠征を象徴する思い出の一つになった。高速道路のサービスエリアにも魅力的な食事は多い。

一方、下道には地域に根付いた店や、「この道を通らなければ出会わなかった味」がある。目的地だけでなく、「途中で何を食べよう?」と考えることまで遠征の一部になるのだ。

家を出てから帰るまでが釣り遠征

下道で行く釣り遠征の面白さは、釣り場に着いてからだけではない。新しい釣り場候補を見つけ、景色を眺め、ご当地グルメを味わう。たとえ思うような釣果が得られなくても、道中の出来事まで含めれば遠征そのものが大切な思い出になる。

筆者も下道で遠征するようになってから、魚を釣ることだけでなく、釣り場へ向かうまでの道のりも釣りの一部だと感じるようになった。

長距離の下道遠征は無理をしない

ただし、下道は高速道路より移動に時間がかかり、長時間の運転になりやすい。無理なスケジュールは組まず、眠気や疲れを感じたら、道の駅や休憩できる場所に車を止めてしっかり休みたい。また、地域によってはガソリンスタンドやコンビニが少ない場所もある。

燃料や飲食物には余裕を持ち、出発前には天候や道路状況も確認しておこう。高速道路を使えば、目的地には早く到着できる。しかし、時間に余裕があるなら、あえて下道を選んでみるのも面白い。安全を最優先にしながら、目的地までの道のりも含めた釣り遠征を楽しんでみてはいかがだろうか。

<鈴木慎一朗/TSURINEWSライター>

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