釣り場周辺での「情報収集」は、その日の釣果を左右する大切な「カギ」です。しかし、「情報は釣り人に聞かなきゃ」と思い込み、「声かけ」しがちですが、物凄くレアな情報を持った人は、思いもしない姿だったりします。そこで、筆者の経験から、レアな情報が飛び出す「釣り場周辺での情報収集術3選」をご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)
道中の飲食店やスーパーやコンビニ
筆者は、好みのメーカーのウェアや帽子を身に付けて、入店しています。理由は、「釣り好き」に気づいてもらうためです。また、最近の釣りウェアはファッション性も高いので、「カッコよく」着ているだけで、釣れる気がします。実はそちらの方が目的としては強いです。
「釣りですか?」はチャンス
ドライブスルーのお姉さんから、「釣りですか?」と聞かれて、あいにくの釣果でしたので、「でも、釣れませんでした。」と伝えると、「今日、友達がアジ釣りに行ってますけど、どこも上がってないです。」とフィールド状況を、教えてもらえたことがありました。
専門的な情報も
また、コンビニで「アジングですか?」と会計時に店員さんに、話しかけられ、某有名ポイントでの「デカアジ」の釣り方について、詳細な説明を聞くことができました。しかも、時期・潮回り・時合い・ジグヘッドの重さ・ワームのカラー・アタリの取り方まで。釣り好きには、いい人が多いのですが、まさかの、店員さんからの情報提供に、ビックリしましたが、ありがたいと感謝してます。
釣り場周辺の釣り具店
持ちエサが不足して、追加が欲しいタイミングで、利用させて頂くケースが多いのですが、品揃えよりも、種類のバリエーションが特殊なことが多いです。見たことのないエサやルアーを見たら、「釣り物」と「使い方」を必ず聞いています。そこから、潮回り・タナ・時期・タックルについて、詳細に教えてもらえることが多いです。
また、たまたま居合わせたお客さんから、釣り談義が聞けて、思いもよらない釣法を聞けたりします。
現地の人
ランニングシャツ姿に、金のネックレスを着けて、自転車に乗って来て、突然「魚釣りに来たね?」って、少し強い口調で聞かれて、ビックリした経験もあります。
「面倒な人に絡まれた」と、若干尻込みしながら、話を伺うと、携帯の中には多数の釣果写真があり、現地の「沈み瀬の形状」と「投入ポイント」まで、丁寧に教えていただきました。また、近辺の釣り物情報や先行者の釣果まで。今では、そのポイントに入る度に「また来たね」と、声をかけてもらっています。
釣りとは関係ない話も
「天草のキミマロ」と名乗る男性に話しかけられた事もありました。
丁度、時合いでコレからって時に、全く釣りに関係ない話を30分間に渡り、お話を伺うことがありました。持病の事に触れて、「余命が5年だから、好きな事をして楽しむ。」と言われていましたので少し心配なのですが、「病院は嫌いだし、治療は受けたくない」と言っておいて、「そろそろ通院の時間だから」と笑顔でお別れしたのが、深く印象に残っています。釣りの情報を期待していた分少し残念な気持ちもありましたが、面白い話が聞けて今でも楽しい思い出の一つです。