キス釣りでは仕掛けやエサに注目が集まりがちだが、実は針サイズの選択も釣果を左右する重要な要素だ。シーズン序盤・中盤・終盤ではキスのサイズや活性、群れの状態が変化するため、最適な号数も変わってくる。本記事では、季節ごとの針サイズの選び方と、その考え方について解説する。
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シーズン序盤は6~7号
シーズン序盤は、いわゆるピンギス主体の時期であり、群れもまだ薄くサイズも揃っていない。浅場に入り始めた個体が中心となるため、違和感なく食わせることが最優先となる。針サイズはキス針6~7号前後が基準。
序盤は小型(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)小型の口に合わせて吸い込みやすくしつつ、数を拾うことを意識する。この時期は「型狙い」ではなく、「群れを拾いながら育ち具合を探る釣り」になるため、針は小さめ・軽めが基本戦略となる。
ピンギスは群れを探る(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)シーズン中盤は7~8号
群れが安定し、数釣りが最も成立する時期。小型から良型まで混ざり始め、釣りのテンポが一気に上がる。針サイズはキス針7~8号中心。
針のサイズに気をつけて(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)ピンギスも掛かりつつ、良型も弾かないバランスゾーンになる。最も重要なのは「サイズを選びすぎないこと」で、針を大きくしすぎると数が落ち、小さすぎると良型対応が難しくなる。
数釣りも(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)シーズン終盤は8~9号
群れが散り、残る個体はやや選別された良型中心になる。水温低下とともに食いもシビアになり、吸い込み重視の繊細な仕掛けが求められる。針サイズはキス針8~9号前後を基準に、状況によって微調整。エサの違和感を極力消すセッティングが必要になる。
良型が狙える(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)この時期は「数より一匹の精度」を重視する展開になる。ただし6号針のハリスは細く、20cm以上の良型が掛かると切られてしまうことがあるので注意は必要だ。
大きいとキスとは思えない引き(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)群れの濃さと活性で選ぼう
キス釣りの針サイズは、魚のサイズではなく”群れの濃さと活性”で決まる。序盤は小型主体で小針、中盤は混在でバランス、終盤は選別された個体に合わせて再調整。つまり針サイズとは、魚のサイズを見るのではなく「海の状態を読むための指標」である。
<HAZEKING/TSURINEWSライター>


