大型連休前から幼なじみから「親族が集まるので天然ニョロニョロ君のかば焼きが食べたい」とリクエストがあった。軽い気持ちで何匹用意すればと尋ねると、なんと「10匹あればうれしい」と。幼なじみとはいえ釣りの大変さを知らないというか、気楽な会話だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)
筏川でウナギ釣り
家の水槽には30匹以上いるし、例年9月までは釣果があるので10匹減っても問題はない。料亭かよちゃんにお願いすると、すんなりOKが出て調理開始。かば焼きのお礼+私の誕生日祝いということで、幼なじみがドンペリをプレゼントしてくれた。
ウナギ狙いのタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)5月8日、ニョロニョロ君を補充しようと愛知県の筏川へ釣行した。
下流の水門から北へ車を5分ほど走らせると、川の西側はサオを立て掛けられるガードレールがあるので、釣りをするにはもってこいの場所だ。ただし、すぐ西側は民家がある。車のドアやトランクを閉める音、釣果があったからと大声で騒ぐのはマナー違反だ。
ポイントの概況(作図:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)ライギョやコイなどの大型魚にサオを引っ張られてサオが傷つかないよう、ガードレールに雑巾を置いてサオを置く。釣果が出たている橋ゲタ横を中心に狙ってみよう。
極太ウナギヒット
エビの尻尾をハサミで切り、ハリに尾掛けして仕掛けを投げ込む。ポイントまでは10mもないので、5分待って釣果がなければ仕掛けを上げてエビを交換する。暗いうちは大型魚かブルーギル、そして本命のニョロニョロ君がハリに食いつく。少し明るくなるとブルーギルかミドリガメが多くなり本命は一気に減るので、東の空が明るくなる前までが勝負だ。
筏川の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)私はハリ上にもケミホタルを付けて仕掛けを投げ込むので、河川のどの場所に投げ込んだか、仕掛けを巻き上げるときもハリがどこにあるかしっかり分かり、時短にもなる。また私はケミホタルを取り付けた時の方が釣果が伸びるので、少しでもケミホタルが暗くなったらすぐに新品に交換している。
やがてブルーギルのようなコツコツたたく合図ではなく、サオ先が少しずつお辞儀していった。間違いなく本命のニョロニョロ君、この後一気にサオ先をたたくはずだ。信じるものは救われる。お辞儀をしたところでサオをしゃくり上げてイトを巻き上げ、お持ち帰り文句なしの極太ニョロニョロ君をゲットした。
粘って投入し追釣
新品の仕掛けに変えて橋ゲタ横へ投げ込む。1時間ほどたつと、下流の水門が開けられたのか川の流れが速くなった。仕掛けが流され、橋ゲタに引っ掛かるため何度も仕掛けを交換する。もめげず同じ場所へ投げ込んでいると、お持ち帰りサイズを追加できた。
ストックされたウナギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)目の前に投げ込むこととエサの食い込みを良くするためオモリは少しでも軽くする。ゴミが掛かったのか下流へ流され始めたのでサオを手に持つと、仕掛けを引っ張っていくではないか。慎重に寄せて3匹目のニョロニョロ君をゲットした。
釣果を増やしたいならサオの数を増やせばいいが、私はその釣り場釣り場に思いがある。そのため頑固だと言われるがサオの数を決めている。
最終釣果は5匹
東の空が明るくなり始めると、川の流れが止まってくれた。ただし、澄んでいた川の色は緑色に染まってしまった。
天気予報は当たるもので、霧のような細かな雨が降り始めた。カッパを着てサオ先に集中していると、モゾモゾと少しずつお辞儀していき、やがてガタガタとたたかれたのでサオをしゃくり上げるとニョロニョロ君がハリに食いついていた。
ウナギ尽くし料理(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)この釣果と同時に雨が強くなったのでここで納竿した。釣果はおいしそうな極太ニョロニョロ君を合めて5匹だが、持ち帰りの条件をクリアしている50cm以上は1匹。大きくなったらまたハリに食い付いてちょうだいと4匹はリリースした。
<週刊つりニュース中部版APC・永井博文/TSURINEWS編>
筏川


