2026年4月、静岡県清水港に『清水港海づり公園』がプレオープンした。駿河湾に面した大型海釣り施設で、水深のある好ポイントを安全な桟橋から狙えることから早くも人気を集めている。本記事では現地取材をもとに、施設概要や利用ルール、狙える魚、アクセス方法、持参したいアイテムまで詳しく紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)
清水港海づり公園とは
清水港海づり公園は静岡市が整備を進める海釣り施設だ。現在はプレオープン(暫定供用)期間中で、利用できるのは釣り桟橋と仮設受付、駐車場、仮設トイレのみ。本格オープンに向けて今後は管理棟や周辺施設の整備も予定されている。
管理棟も建つ予定(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)大型桟橋が特徴
施設最大の特徴は、水深7~8mほどある好ポイントに設置された全長170mの大型桟橋。最大125人まで利用でき、足場も安定している。
一方で海面までは約5m以上あり、高所が苦手な人は高さを感じるかもしれない。
大型桟橋(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)ただし、救命設備や巡回体制も整っており、安全面への配慮は十分だ。実際に筆者は6歳の子どもを連れて利用したが、不安を感じる場面はなかった。
安全設備も完備されている(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)営業時間
営業時間や利用料金は変更される可能性もあるため、釣行前に公式サイトや公式Xを確認しておきたい。
- 5月~8月 6:30~18:30
- 9月~4月 7:00~17:00
- 平日及び1月1日から1月3日を除く土日祝のみ営業
利用料金
- 一般(高校生以上)開始から4時間まで:1000円
- 以降1時間ごとに:300円
- 小学生中学生開始から4時間まで:500円
- 以降1時間ごとに:150円
狙える魚とおすすめ釣法
オープンから日が浅く、季節ごとの釣況データはまだ十分ではない。それでも試釣会や利用者の釣果情報では、クロダイ、メジナ、アジ、サバ、イワシ、シロギス、カサゴなどが確認されている。
市が配布したチラシにはスズキやヒラメ、マダイなども掲載されており、ナブラも確認されていることから青物回遊の可能性もある。
サビキとチョイ投げが人気
現在人気なのはサビキ釣りとチョイ投げ。ファミリー層でも手軽に楽しめるうえ、クロダイやメジナを狙うフカセ釣り師の姿も多く見られる。初心者にはサビキとチョイ投げの二刀流がおすすめ。どちらか一方が不発でも対応できるため、釣果アップにつながりやすい。
筆者の釣行で釣れた魚(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)利用ルールと注意点
海づり公園では安全確保のため独自ルールが設けられている。
主なルールは以下の通り。
- 遠投カゴ釣り禁止
- 遠投サビキ禁止
- 3m以上の投げ竿使用禁止
- 泳がせ釣り禁止
- ヤエン釣り禁止
- キャストは10m以内
- ルアーは10g以下
- エギは3号以下
また、ライフジャケット着用は必須。飲酒や喫煙も禁止されている。
プレオープン期間中はルール変更の可能性もあるため、最新情報を確認してから釣行したい。
アクセスと駐車場
アクセスで注意したいのは、富士・沼津方面から向かう場合だ。
興津川を渡ってすぐのところ(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)カーナビやGoogleマップでは立入禁止エリアへ案内されるケース(2026年6月10日時点)があるため、「興津多目的グラウンド」を目的地に設定するのがおすすめ。
青い方は立ち入り禁止(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)現地には大型駐車場が整備されているが、週末は利用者も多い。確実に駐車したい場合は朝早めの到着が安心だ。
駐車場は広い(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)トイレは駐車場付近のみ
なお、駐車場から桟橋までは徒歩で数分かかる。現状ではトイレも駐車場付近にしかないため、事前に済ませておきたい。
施設内唯一の仮設トイレ(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)持っていきたいアイテム
地元釣具店で教えてもらった必須アイテムは以下の通り。
地元店舗では特設コーナーも(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)- 釣り道具
- 仕掛け
- エサ
- ライフジャケット
- クーラーボックス
さらに、以下があると便利だ。
- 水汲みバケツ
- タオル
- フィッシュグリップ
子供ライフジャケットも必須(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)サビキ釣りをする場合は針サイズ違いを複数用意したい。サイズが合わないと魚がいても釣れないことがある。
おすすめのサビキ仕掛け(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)また、これからの季節は暑さ対策も重要。日陰はないため帽子や飲み物は必携となる。家族連れならキャリーカートやアウトドアチェアがあると快適性が大きく向上する。さらに筆者の経験上、お子さん用のお菓子も多めに持参しておくと安心だ。
現在の状況と今後
オープン直後から人気を集めており、週末には多くの釣り人で賑わっている。一方で海上施設のため、風や波の影響を受けやすく、注意報や警報による開園延期・途中閉園も少なくない。
釣行前には必ず公式Xで最新情報を確認したい。今後は管理棟や周辺施設の整備も予定されており、さらに利便性の高い海釣り公園へ発展していきそうだ。
まだ仮設の設備も多い(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)初心者からベテランまで楽しめる
清水港海づり公園は、初心者やファミリーはもちろん、クロダイやメジナを狙うベテランまで楽しめるポテンシャルを秘めた施設だ。駿河湾の豊かな魚影に加え、天候が良ければ富士山を眺めながら釣りが楽しめるロケーションも魅力。
タイミングが合えば富士山も(提供:TSURINEWSライター・黒犬ちこり)プレオープン期間中は事前の情報確認が欠かせないが、今後ますます注目を集める釣り場になりそうだ。
<黒犬ちこり/TSURINEWSライター>
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