ゴールデンウィークは、非日常を体験できる絶好のチャンス。特に釣りは大自然と遊べる最高のひとときだ。今回は九州熊本の天草エリアにある「大ケ瀬、小ケ瀬」を紹介。磯釣りファン憧れのポイントでもある。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
大ケ瀬
大ケ瀬は天草灘に突き出た磯で、大小複数の瀬からなる。北寄りの風が吹く冬場は渡礁できるチャンスが少ないものの、春から秋は乗れる確率が高い。収容人数は多く、ナギの日なら20人くらいは渡礁できる。
小ケ瀬
小ケ瀬は大ケ瀬から南に少し離れた場所にあり、大きく分けて5つの瀬から形成される。大ケ瀬よりも小さいが、収容人数はさほど変わらない。
釣りもの
釣りものはクロ(メジナ)、マダイ、イサキ、イシダイ、ヒラマサ、アラ(クエ)など。季節によって狙い分ける人が多い。
天草のイシダイ
特におすすめなのが夏のイシダイ。一般的には春に釣れるものが型もいい傾向にあるが、「天草のイシダイは夏」といわれる。海流や水温の関係か、他県よりも遅く釣れ始める。例年のパターンからすると、5月の連休ごろから見え始め、夏にピーク。そのまま初冬まで「だらだら」と釣れるため、ファンにとっては嬉しい限り。ゴールデンウィーク期間は県外から遠征する人も少なくない。
アクセス
大ケ瀬、小ケ瀬までのアクセスは高浜港や大江漁港(いずれも熊本県天草市)にある渡船を利用する。釣行スケジュールとしては一便で出て昼ごろまで。これだと帰り道に交通渋滞に巻き込まれることは少ない。なお、渡船発着所までは国道57号を天草方面へ進み、266号を南下する。
<松田正記/TSURINEWSライター>
大ケ瀬・小ケ瀬