数年前から連休があれば通い続けているのが島根県出雲市。愛知県からノンストップで6時間、休憩を入れると7時間以上はかかるロングドライブだが、それだけの時間と労力をかける価値のあるエリアだと、個人的には思っている。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・谷川智)
豊富な魚種に恵まれる
ここで船長の宇野さんから移動の合図。さらに沖の深場を目指すという。ここでの本命はアラとタヌキメバル。
宇野さん、内藤さんのなんとか釣らせたいという思いに応えるべく、タイラバだけでなくジグも落とす。だがヒットするのは巨大なウッカリカサゴ、タヌキメバル、なぜか幅広のアジ、そして見たことがないほど巨大なカイワリもヒット。
終盤にさしかかり、諦めムードのなか私のタイラバに重々しいヒット。じわじわ浮かせてくると小さいけれど、大本命のアラ。人生初のアラだ。根魚のヒットはコンスタントで、クーラーは真っ赤に染まり8分目まで埋まっていた。
最終釣果
そして午後4時半に終了。釣果は船中でマダイ65cmまでを3匹。だが魚種は驚くほど豊富で、他にウッカリ、アヤメ、タヌキメバル、カイワリ、アジ、アマダイ、ウルメイワシ、アラ、マフグなどなど。
昨年3月来た時は大社沖で、内藤さんと2人でマダイ16匹の釣果だっただけに、物足りなさは残るが遠征の魅力は釣果だけではない。何より神話が宿るこの海で釣りイトを垂らし、終始ワクワクドキドキできた遠征釣行だった。
今回はプレジャーボートでの出船だったが、この地には遊漁船もある。機会があれば一度チャレンジしてみてほしい。
<週刊つりニュース中部版・谷川智/TSURINEWS編>