シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】

真冬。今日の大阪市内の気温は3℃。さすがに釣りにいくことは、断言するが、できない。オカッパリでは寒い上に、もう魚が動く水温でもない。シーズンオフ。この時期は来る春に向けて、牙を研ぐ時間だ。ライトゲームアングラーの私の、この時期の過ごし方を語りたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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その他 お役立ち

シーズンオフにはおとなしく

ぎりぎりいけるな――そう思って極寒の海に出かけて、得をしたことは、私の場合一度もない。一度だけ、ぼけーっとして高速道路に乗ってしまい、サブタックルも乗っけていたので林崎漁港まで行ったことがあるが、そのとき大マグレで水道に回遊してきたメバルが釣れたことがあったっけ。まあ、事故みたいなもんだ。

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】2月にマグレで釣れた良いメバル(提供:TSURINEWSライター井上海生)

基本的にシーズンオフは、家にいたい。昼の小春日和に騙されて釣りに出かけると、ほとんどの確率でコケる。低水温になると、オカッパリの魚は特に、もう生エサも活発には追わない。時間をかけるだけかけてアタリが出ないだけ、釣りのことが嫌いになる。

この時期は、休み。冬休み。釣り人は冬休みだけはしっかりととるべきだ。

休み期間中は3つの準備を

しかし、釣りとは何も、釣り場だけでするものではない。筆者も最近釣り道具を自宅のデスクの横に置くことにして、再認識したのだが、釣り具を触っている時間さえ愛しい。自宅で釣り具に触れるのも、大事な釣りの時間なのだ。

この時期はまず道具のメンテナンスをしっかりとしよう。その他、筆者が実行している冬休みの「自宅の釣り」は、次のようなものだ。

道具のメンテ

まずはここから。竿とリールのメンテナンスだ。リールの各所への注油、スプールエッジの傷の確認。竿の汚れ、傷取り。特に今年は竿の汚れ取りに力を入れることにした。まあ5本しかないので、大した労でもない。

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】ガイドリングに微妙な汚れ発見(提供:TSURINEWSライター井上海生)

上の画像程度の汚れなら、中性洗剤とウエスくらいで取れるだろう。

必要物の補充

釣具店でセール情報があれば見逃せない。筆者の印象では、決算の時期とフィッシングショーの時期にあわせてか、2月は結構セールが多い。ここで必要物を補充しておきたい。

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】必要なワームを買い足す(提供:TSURINEWSライター井上海生)

断捨離

最近、ことにハマっているのが断捨離である。要らない本もずいぶん買い取ってもらった。釣り具もネットにばんばん出品している。些少な金額でも、新しい釣り具購入のための、はずみとしたいのだ。ちなみにちょこちょこ副業も頑張っている。1日100円、だ。これを1年やると36500円!断捨離して金と引き換えた額と合わせると、10万円とかいくかも!?

釣りたいならデイのエサ釣り

極寒期の実釣に関して、何もチャンスがないわけではない。カレイはたとえば、この時期の釣り物とも言える。数年前、そういえば1枚2枚釣れたな。

シーズンオフに釣り人がすべき3つの事は【釣具の断捨離・メンテ・補充】真冬のカレイ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

真冬の釣り場にたたずむというのも、趣深いものがある。今はスマホというアイテムもあるし。ブルートゥース・スピーカーと、スマホと、電子タバコ。今風の真冬の堤防。長い竿を出しながらラジオを聴いているおっちゃんたちの気持ちがわかるようになるかも。

個人的な考えとしては、それでも真冬のナイトゲームは避けるべきだと思う。あまりに寒いと本当に死ぬ。寒さでも死ぬ思いがするし、寒さで体力と精神力が削られると、足元がおろそかになって落水の危険もある。

だから、釣りをするならば、小春日夜のデイゲーム。穴釣りとか、キワのエサ釣りだ。

再始動は5月頃

では、待望の春のシーズンインはいつか?筆者の釣り場の大阪湾沿岸では、5月だ。私は個人的に、4月はまだライトゲームでも50%しか釣れないと思っている。確率は絶対に高くない。4月の海は、海水温がそんなに上がり切らない。そして、ベイトが少ない。ボラの仔のハクがわいてきたらそろそろという気がするが、意外にハクを食うフィッシュイーターも少ない。バチ抜けがひとつのスタートの目安だと思う。そこからメバリングだ。

春の再始動は5月。そこまでは「家の釣り」をしながら、イメージトレーニングに励む。

<井上海生/TSURINEWSライター>