カヤックアングラーが乗合船でタイラバに挑戦【兵庫・明石】本命とホウボウを手中

カヤックアングラーが乗合船でタイラバに挑戦【兵庫・明石】本命とホウボウを手中

年末年始、実家の帰省などはあるものの、毎年意外と暇になるものだ。そこで、釣具を持っていこうと画策していた所、『お正月のタイを釣ろう!』という誘い文句に釣られ、大晦日の遊漁船を予約した。普段はカヤックフィッシングでタイラバやSLJでマダイを釣っているので、ハードルは低い……はずだった。今回はカヤックアングラーが知らぬ地の乗合船でタイラバに挑戦した釣行記を報告したい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・Noni)

 

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Noni

1980 年、香川生まれ。2 児の父。瀬戸内海でのカヤックフィッシングを中心に、ソルトゲームを楽しむ。

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ソルトルアー オフショア

ファーストヒットは自身初魚種

タイラバはとても簡単な釣りだ。船長のアナウンスする水深と魚の居るゾーンに合わせて、ルアーを落としては一定の速度で巻き上げ、また落とすことを繰り返す。

できるだけ殺気を消して単純作業を繰り返していると、トン!と気持ちの良いアタリがあった。タイラバはバラしも多い釣りなので慎重に巻き上げる。上がってきたのはこれまでに釣ったことが無いホウボウだった。

カヤックアングラーが乗合船でタイラバに挑戦【兵庫・明石】本命とホウボウを手中初めて釣ったホウボウ(提供:TSURINEWSライター・Noni)

修行の釣り

その後、何度流し直したり移動したりを繰り返すものの、船内に歓声は上がらない。驚くほど渋い一日だった。後方で釣られていた方が45cmくらいの良型マダイを釣ったものの、後が続かない。

船長も焦りからか深場や地形変化のあるポイントを回ってくれるが、オマツリも多く釣果に繋がらない。タイラバは単純な釣り故に、外的要因に影響されやすいと痛感する。

ボウズを逃れる

諦めかけた頃にアタリがあり、チャリコをゲット。なんとか本命も手にした(ことにさせてください)。結局この日はそれが船中最後の魚となった。

カヤックアングラーが乗合船でタイラバに挑戦【兵庫・明石】本命とホウボウを手中なんとか本命をヒット(提供:TSURINEWSライター・Noni)

カヤックフィッシングと遊漁船の違い

はじめは簡単に考えていた遊漁船タイラバだったが、初見のエリアでの乗合船という状況で、普段のカヤックフィッシングには無い次のことに悩まされた。

・他の人とのオマツリ(合計3回)
・深場や潮流など、底取りの難しさ
・次に行くポイントの水深が分からないことによる準備時間のロス

やっぱりカヤックの釣りが好き

結果が違えばここでの発言は180度変わるかもしれないが、自分のスタイルにはカヤックフィッシングが合っているのだと思った。(実はこの日も知人カヤッカーからの釣果報告があり、しっかり釣っていた!)

とは言うものの、冬場はカヤックを出すのが億劫になりがちなので、コストは掛かるが気軽に挑戦できる。そして普段やっている釣りを、新しいポイントで試す機会としてはとても有意義なのでまたリベンジしたい。

<Noni/TSURINEWSライター>