今回乗船した坂口丸さんでは、先に受付をするスタイルで、車を港船の近くに止め、歩いて受付に行きます。港から5分ぐらいの場所にあり、お店の中にはエサや道具類、貸し竿などがズラリと並んでいます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
カンパチまでヒット
突然Y君の竿に強烈な引き。Y君「やばいです……巻けない。」と自分の耳に入ってきたので見ると竿が絞り込まれています。「焦んない。焦んない。」と大船長。この日は潮が澄んでいて、約5m位?それ以上かも知れませんが、上がってくるときにキラキラ光りながら、魚が上がってくる様はとても美しいです。頭を振り、右に左にと最後の突っこみを見せます。上がってきたのは45cmの綺麗なカンパチ(ショゴ)です。
Y君が釣って15分後ぐらいでしょうか?こんどはZさんにヒットです。Zさん「なんだろ~……えっ!結構引く!」と慌て始めます。竿はガンガン叩かれ、置き竿にしていたものを手持ちに変え、やり取りします。船長も心配そうに見つめて「落ち着いて、落ち着いて」とZさんに声を掛けてくれます。
リールが小型電動、しかも仕掛けは細いとなると無理もできませんから、なかなか上がってきません。15分位のやり取りの末に上がってきたのは、Y君と同じサイズのカンパチ(ショゴ)です。以前、坂口丸さんにアジ釣りで、お邪魔させていただきましたが、その時も優しく声を掛けてくれました。初心者さんや、初めて坂口丸を使う方は、安心して釣りができると思います。
ショートハリス釣法で甘鯛GET
自分以外は全員、仕掛けは1m又は2mの一般的サイズです。かなりのアウェー感ですが……、遂に来ました!ショートハリスで念願の甘鯛!!!
サイズは30cmとまぁまぁサイズです。ハリス40cmと言う、過去最短のアマダイ釣り。初めてやって面白さを実感です。利点と欠点を自分観点でお話します。
利点
小さいアタリが取りやすい、棚ボケ(棚のズレ)が無い、ダイレクトに伝わる引き味、ハリスが絡まない・おまつりしにくい、手返しが早い点です。
欠点
ウネリに弱くエサが暴れすぎる?警戒心が強い時は、オモリが近いため警戒されやすい?煙幕を出すとハリスが近いため煙幕でエサが見えづらくなる可能性?など、まだまだ未知数のショートハリスアマダイ。難しいから面白い、これで今度行く、新潟の50~60cm巨大アマダイをGETしたいものです。
アマダイの他にイトヨリやアカボラ、タマガシラ、トラギスなどが顔を見せてくれます。自分で作った仕掛けで釣れるときは本当に何とも言えない感じで、最高に嬉しいです。
船の流し方
船の流し方は、地域や場所で変わってきますが、坂口丸さんではミヨシ側「船前」からポイントに入るスタイルです。勿論、チャンスが多いのはミヨシ側からになります。席は予約順なので、早めの予約が釣果を左右する!?
この日の席順は、ミヨシ側からお客さん1番目、Jさん2番、自分は3番で胴の間近辺、Pさん4番、Zさん5番、Y君5番、最後尾にお客さん6番目トモ側です。左舷側だったのですが、お客さん2名、自分たち5名の計7名です。釣果も自分からY君まであまり変わりませんでしたが、ミヨシ側2番目のJさんが12匹と爆釣。ミヨシとトモ側で釣果にこんなにも差が出るとびっくりします。
だからこそ面白いと思うのは自分だけでしょうか?今度、お邪魔した際はショートハリスでもっと釣れるように成長し、挑戦したいです。