秋本番となった10月13日、三重県津市を流れる安濃川へハゼ釣りに出かけた。当日の潮は大潮で、満潮は午後5時20分。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
水深の深いところで本命ヒット
気分を変えて水深がありそうな前方のアシ際に投入すると、コツコツプルンとアタリが出た。軽く手首を返してアワセを入れ、リールを巻くとクンクンと心地良い引きが伝わってきた。水面から飛び出したのは12cmの良型ハゼ。顔を見てやる気がモリモリ湧いてきた。
次からはアシ際の流れを狙うと、プルプルのアタリでシングルヒット。プルンブルルンのアタリはダブルヒット。潮が上げてくると仕掛けが流れてアタリが取りにくくなったが、オモリを5号にチェンジすると仕掛けが落ち着いてアタリが分かりやすくなった。
一気に入れ食いモード突入
ダブルヒットが連続して先ほどののんびり気分が一転、爆釣モード突入で忙しい。空振りなしで入れ食いを楽しんでいると、「よく釣れてますね」と散歩の人から次々に声が掛かる。なかには階段下に下りてきてバッカンをのぞき込む人もいて、釣り談議を楽しんだ。
ヒットするハゼは10~14cm。アベレージサイズは12cm前後の型ぞろいばかりだ。ハゼといっても良型がダブルヒットすると重量感のある快引を楽しませてくれた。
最終釣果は57匹と大漁
入れ食いは続いていたが、階段下まで水が上がってきたので午後5時前にサオを納めた。釣果は57匹と大漁。今シーズンのハゼは好調なので、大潮の前後を狙えばもうしばらく楽しめそうだ。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>