外房大原では10月1日にヒラメ釣りが全面解禁を迎えた。大原から太東沖にかけては、砂地、岩礁帯、そして多くの根が点在。豊富なベイトと、時期によるイワシの回遊などで、ヒラメの魚影は濃く、実績も申し分ない。今回は春栄丸に乗船してヒラメ釣りをした釣行の模様をお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・坂本康年)
2kg級の良型のヒラメをキャッチ
同行の藤田さん(品川区)は、小型のマハタを上げたあと、青物らしき強烈なアタリが2回到来。最初はハリハズレ、次は沖に突っ走られてハリス切れ。しかし、8時すぎに1kg超級の本命を上げると、9時すぎには2kg超の良型を釣り上げた。
大内隆彦さん(横浜市)は2カ月ぶりの釣りらしいが、終盤に2kg級をゲット。そのあとサイズアップ級を掛けたが、残念ながら途中でバレてしまった。
悪コンディションで早上がりとなったが、条件が最悪でもそれなりに釣れるのが大原~太東沖。当日は水深15mと10m前後を狙ったが、これからは5、6mという極浅場を狙うこともある。
イワシが回遊すれば、普段は見向きもしないポイントも好釣り場になるのがこの海域のいいところ。自己記録更新の大型が乱舞するのは、もう目の前まできている。
<週刊つりニュース関東版・坂本康年/TSURINEWS編>