この1週間で気温が急激に冷え始めた。天草の10~11月と言えばショアブリ。朝マヅメを狙いに牛深地磯へ向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
当日の様子
10/21は小潮で朝6時頃が最干潮。この1週間は気温が特段冷え込んで、10度を切るようになっていた。朝一は特段ボイルもなく、潮目を中心に狙う事にしたが、小潮ということもあり潮の流れも弱く、上げ潮の動きを待ちながら控えめにキャストすることにした。
使用タックル
使用タックルはヤマガブランクスBLUE SNIPER 106PS、15ツインパワーSW8000HG、PE4号、リーダーは100LB。
ルアーはラピードF130
この日の最干潮と日の出は6時頃。5時半から少しずつ投げ始めることにした。使うルアーはラピードF130トビウオのみ。ここではラピードがあればどうにかなることが多く、これ以外を使う事が少ない。時期的にもまだ大物は出ないだろうとの考察でサイズは130mmにした。
40m先にある大きな潮のよどみを中心に狙う。潮の流れと駆け上がりによる湧昇流が生じている箇所のようだ。この日は小潮で潮が弱く、ここしか狙うところが無かったので、この潮目を狙い続けた。ベイトも特に見当たらない、ボイルも見当たらない。こんな状況であった為、「今日はダメか?」と心配になってきた。
1尾目は日の出直前に
ラピードはアクションを止めると浮き、ジャークで水面直下を動く。浮いた時や、ジャーク中にもバイトが得られるような定番のルアーである。ジャーク中はルアーが軽くロールするのでアピール力も高い。
投げ始めてしばらく、陽が出てすぐに最初のバイトがあった。水面直下をジャーク中のヒットで、水面を割って出るようなアタリではなかった。引きはそれほどではないが、大物の根魚程度である。あっという間に巻き取って、無事1本目をキャッチ。70cm3.3㎏の痩せたブリだった。