初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ

最近新たにイシダイタックルを揃えた。底物は以前ルアー釣りの合間に借り物でやったことはあるが自前となるとやる気も変わってくる。早速、底物経験者の友人と日程を合わせて10月5日に伊豆の地磯に乗り込んだ。

静岡県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)

アバター画像
Wataru_Nagai

はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

×閉じる

海釣り 磯釣り

イシガキダイ釣りデビュー

今回揃えたタックルは竿が小笠原20号。リールがシーラインSL20SH。道糸にはPE8号をチョイス。流石にいきなり最新モデルを揃える勇気はないが、中古で揃えた結果2.2万円ほどで上記を揃えることができた。

竿もリールも古い物だが充分現役でやっていけるそうだ。実際、今回の釣行ではタックルに関して不安になる要素は全くなかった。

何となく敷居の高そうな底物釣りだが、タックルの値段は抑えられるし今回は餌代も0円。仕掛けも単純。いきなりヘビータックルとなると大変かもしれないがライトよりでやるなら案ずるより産むが易しだろう。ちなみに私の狙いはもっぱらイシガキダイだ。そのため捨て錘式の仕掛けにはワイヤーハリスは使わずフロロ10号に伊勢尼10号の組み合わせ。

気づけば道具満載

また当初底物狙いだけの予定だったが、秋イカは当然としてもあそこの港ではカマスが釣れて…え!?あそこの磯では先日ブリが回遊していただと!?ブッコミではタマンも…なんて話しているうちにあれよあれよと道具は増えてしまい、車は釣り道具で満載になってしまった。

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ車は道具で満載(提供:TSURINEWSライター永井航)

カニとヤドカリを採集

まずは餌代を0円にするために内湾の小磯にエントリー。手当たり次第カニを集める。よくいるイワガニやマガニ、トッポガニが基本のようだ。イワガニやマガニはまだしもトッポガニは挟まれると中々に痛い。怪我防止も兼ねて軍手をつけると多少は気休めになる。

バケツ一杯ほど集めたら港に移動して今度はヤドカリ採集。ヤドカリは人気の餌のようで、できれば沢山捕まえておきたい。こちらもバケツ一杯ほど集めて餌集めは終了。餌も採取すれば餌代は掛からない。イシガキダイのみならず数多のイシダイを友人はこれで仕留めているとのこと。

磯歩きで汗だくに

つい先日までの暑さもすっかり影をひそめ、肌寒いくらいだが釣り座までの山歩きに磯歩きをすると釣り場に着く頃には滝汗状態。最近楽な釣りばかりしていたツケであるが、ここはスポーツドリンクで爽やかに決めておきたい。

手持ちで挑戦

釣り場に着いたらすぐに釣り開始。仕掛けが単純なのもあり、すぐ組めるのがこの釣りの嬉しい点。置き竿でじっくり舞い込むのを待つ釣友に対して、私は多少持ち重りはするがあまりやり慣れない置き竿より、手持ちで軽く聞いて様子を見たくなってしまうため手持ちスタイル。

釣友からのアドバイスは当たりが出ても合わせない。餌を持って走り出したら合わせろ。というもの。たったそれだけだが、実際そんな釣りではあった。中途半端なあたりで合わせると歯のところに引っ掛かっているだけなのか、水面までには必ず外れてしまう。だからしっかり飲むまで待つ。こんな太いハリスで見切られないのか不安であるが釣れるあたり、結構図太い魚なのだろう。

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ釣り場の風景(提供:TSURINEWSライター永井航)

ヒット到来もバラし

餌取りもいるので活性が高いと餌はどんどん変えていかないといけない。カニも丸々つけたり殻を剥いたりと餌取りも含めた活性によってつけ方を決めたいところだ。

しばらくやっていると今までの餌取りの細かいあたりではなくガツンガツンと強いあたり!これは期待大。走り出したので合わせを入れる。釣友の「早いよ?」の声を聞きながらファイトしていると急に針外れ。個人的にはだいぶ待って走らせたつもりだがまだまだ待ちが足りないらしい。

次のページで本命イシガキダイが登場!