漁港でのルアー釣りで51cm頭にヒラ(有明ターポン)2尾手中【熊本・上天草】

漁港でのルアー釣りで51cm頭にヒラ(有明ターポン)2尾手中【熊本・上天草】

上天草市一帯では、10月のナイトゲームで「ヒラ」が釣れやすい好シーズンが到来します。筆者は「ヒラ」の唐揚げが大好きで、この時期に好んで狙います。知る人は「美味しい魚」と喜んでターゲットにする一方、「その魚は何と言う名前ですか?」と魚名すら知らない方もたくさんいます。そこで今回は、アジングタックル流用で釣れて美味しい「ヒラ」を狙った釣行と、実際にどんな魚なのかご紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

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松永 一幸【上天草市公式釣り人】

【上天草市公式釣り人】ルアー・フィッシングが大好きな磯釣り師です。「釣果」より、「思い出に残る」釣りの探究に努めています。

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「ヒラ」はどんな魚?

「ヒラ」は、ニシン目ヒラ科ヒラ属の魚。小骨が多く、最大で70cmにもなる大型魚ですが、味わいが良く、好んで食べる地域もあります。しかし、食用の魚としては全国的に認知度は低いと思われます。

漁港でのルアー釣りで51cm頭にヒラ(有明ターポン)2尾手中【熊本・上天草】獰猛なフィッシュイーターのヒラ(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

性格は獰猛なフィッシュイーターです。ベイトを追って港内に入って来るため、ベイトの溜まり易い「街灯周辺」が有望なポイントとなります。

そんな性格と好むだろうファクターを集約し、今回チョイスしたフィールドは、熊本県上天草市の「合津港」。早速、街灯周辺をランガンで探っていきます。

使用タックル

ロッド:PSR60 The Next Stage
リール:08’ツインパワー1000S
ライン:エステル0.3号
リーダー:フロロカーボン0.8号
基本的に「ジグ単」のアジングタックルで対応出来ます。

ヒラ釣りのルアー

「ジグヘッド+ワーム」の組み合わせです。カラーは基本的に派手目な物が有効ですが、この時期のヒラは、腹の中から「新子のアオリイカ」が出てくることがあるのです。イカをベイトとして意識した「透明」や「ラメ入り」のカラーのワームが有効な状況もあります。

その時のベイトを意識して、ウエイトとカラーをチョイスして探っていきます。

ヒラのアクション
基本的にアジングと同様です。カウントは「10カウント」と長めにとり、中層から立ち上がるアクションを入れた後に、テンションフォールでアタリを待つスタイルにアタリが集中する印象です。

また、エギングに似たアクションが良い場合もあります。

0.3gの軽量ジグヘッドで釣りスタート

まずは、ウエイト「0.3g」と軽量のジグヘッドと秋の新子イカシーズンを踏まえて、「フヨウ」カラーのワームの組み合わせでサーチ開始。

漁港でのルアー釣りで51cm頭にヒラ(有明ターポン)2尾手中【熊本・上天草】0.3gのジグヘッド+フヨウ色のワーム(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

気配は感じますが、リアクションが返ってきません。狙ったポイントに居ないと判断し、少しでも潮流を感じるポイントを探っていきます。

丁寧なアクションに心掛け、気になる潮のヨレをトレースし、テンションフォールを長めにしてアタリを待ちます。抜ける様な違和感が手元に伝わり、反射的にアワセを入れるとヒットです!

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