初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ

最近新たにイシダイタックルを揃えた。底物は以前ルアー釣りの合間に借り物でやったことはあるが自前となるとやる気も変わってくる。早速、底物経験者の友人と日程を合わせて10月5日に伊豆の地磯に乗り込んだ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)

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はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

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海釣り 磯釣り

友人にイシガキダイが連発

続いて釣友の竿にいいあたりが出て、竿が舞い込む。これでもかという程、しっかり走らせ飲ませてから合わせている。竿は綺麗な弧を描き魚をグイグイ引き寄せる。釣友は40cm中盤のイシガキを見事浮上させた。

これで勢いに乗った釣友は立て続けにもう一匹キャッチ。指を咥えてみるだけの私と裏腹に余裕の笑みをこちらに向けてくる。私の朝一のチャンスタイムは外道の小アカハタのみ。悔しい限りだが経験の差もある。私にもヒットはあったし次にヒットがあれば持ち込む自信はある。

筆者にも41cmイシガキダイ

既に朝マヅメも終わった8時前、群れが入ってきたのか俄かに魚の当たりが増加。いいあたりも出たのでヤドカリで一気に勝負を仕掛ける。着底直後からグィー、グィーと軽く引っ張られるので、糸を送り始めると送った糸が間に合わないほどの猛ダッシュ!慌てない、慌てないと自分に念じつつ、竿が曲がるまで魚に引っ張らせてからドンとあわせるとヒット!

大型青物のような重量感やスピードは流石にないが体高がある魚なだけあり、抵抗が大きくなかなかの手強さ。スタミナもあるようで足元まで寄せても、張り出しに逃げ込もうとする。

堤防で釣れるサンバソウからは想像のつかない強さだが、ここはゴリ巻きで勝負あり。最後はハリスを信じてぶっこ抜き!釣り上げたのは41cmのイシガキダイ。ここら辺で釣れるイシガキダイではまずまずのサイズのようだ。すぐに釣友も30中盤のアベレージクラスを釣り上げご満悦。

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ良型のイシガキダイ(提供:TSURINEWSライター永井航)

30cm級追加で納竿

2度目の時合の後は手のひらサイズと思われる小さな石物がいるのか針掛かりはしないが、何の餌を入れてもアタリがずっと出続ける状態。(少しすると素針になる。)活性が低いより遥かにマシだがこれはこれで疲れてしまう。

餌の消費も早まり、あれだけあった餌も残り僅か。流石に無理かなと思ったところで竿を持っていくような引きが出てヒット!先ほどよりは小型だが無事に30cmほどのイシガキダイをキャッチ。結果的に釣友は3匹、私は2匹の釣果に恵まれ、これを最後に満足の納竿とした。

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリ二人で5匹をキャッチ(提供:TSURINEWSライター永井航)

タダ餌でも釣れる

少なくとも今回の釣行においてはウニやサザエといった購入が必要な餌の必要性は感じれず、「タダ餌」で十分な印象を受けた。いつか釣れずに痛い目を見るかもしれないが当面はタダ餌で釣行を組んでいくだろう。

気になる食味だが、基本的に何にしても美味しいそうだが、オススメは刺身と塩焼きだそう。またイシダイとイシガキダイの食味の違いはほとんどないようだ。今回の釣行でヒットのさせ方や、やりとりなど多くを学ぶことができた。敷居の高そうな釣りでもいざやってみると案外何とかなる。チャレンジ精神が釣りでも大切だ。

初の底物釣りで41cm頭にイシガキダイ2尾【伊豆】エサは採集したカニとヤドカリタダ餌でも狙える(提供:TSURINEWSライター永井航)

<永井航/TSURINEWSライター>