これからシーズンを迎える秋イシ(イシダイ、イシガキダイ)釣り。一年のうちで最もエサ取りの多い時季でもある。今回は、その対応策に的を絞り、「秋イシのエサ取り対策」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
秋イシとは
秋イシとは文字通り秋に釣れるイシダイやイシガキダイのことで、深場に落ちる前の荒食い期に当たる。平均サイズはイシダイで2kg前後、イシガキダイは1~2kg。いずれも小ぶりだが、身の味が濃くて美味しい。
ガンガゼをエサにしたブッコミや宙釣りで狙うのが一般的な釣り方だ。
エサ取り
この時期の難敵がエサ取り。その種類は多く、フグや小ガキ(イシガキダイの幼魚)、カワハギなどいろいろ。エサ取りに強いガンガゼですら、たちまち取られてしまう。
キホンの対処法
対処法として最初に試してほしいのはガンガゼの付け方。
剣(トゲ)を切らずにハリに刺す「丸掛け」、芯だけ付ける「芯掛け」が、はじめの一歩になる。