8月上旬、岐阜県の長良川中央漁協管内の長良川と武儀川、美山漁協の武儀川に釣行した。釣行当日の午前中は苦戦したが、午後からは良型交じりでたくさん釣れて楽しかった。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦）
TSURINEWS編集部
長良川の状況
長良川中央管内の長良川本流で釣りをしようと出かけたが、午前7時に関市内の長良川に到着して川を見ると、水量は渇水だがコーヒー牛乳色に濁っているではないか。なんで？こっちは雨が降ったのだろうか？
美濃市の須田おとり店でオトリを購入して雨が降ったか聞くと、どうやら郡上で降ったようだ。濁りのきつい長良川本流は、午後に見に来て澄んでいたら釣ることにし、午前中は支流の武儀川で釣ることにした。
濁りがきつかった本流は午後から入川（提供：週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦）武儀川でアユトモ釣り
長良川中央漁協管内の武儀川に到着。8月1日に解禁した網の人がチラホラ見えるため、網の影響のないトモ釣り専用区で釣ることにした。
タックルは、サオがま鮎競技スペシャルV7引抜早瀬8.8m、水中イトはがまかつ複合メタルラインメタブリッド中比重0.08号、掛けバリがまかつ刻R7.5号4本イカリでスタートする。
当日のタックル（提供：週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦）瀬の開きでオトリを泳がせると、開始から10分で18cmが掛かった。アユはたくさん見えるが、渇水で警戒心が強く、その後は全くアタリがない。1時間後に久しぶりに掛かったが、腹掛かりでオトリにならず。
しばらく粘ったがウグイやバラシの連発で苦戦。仕方がないので、このポイントを見切って車で移動した。
午前11時に上流の美山漁協管内の武儀川に入った。長良川中央漁協と美山漁協の年券を持っているので行き来可能だ。
エン堤下流の早瀬で釣り始めると、ポツリポツリと16～20cmが掛かり、1時間ほどで10匹と良いペース。早瀬を一通り釣り切ると反応がなくなったので、午後1時に車で移動。また中央管内の武儀川に入り、短い瀬で30分ほど釣って20cmクラスを7匹追加した。
ササ濁りの本流で20cmアユ
そろそろ本流の長良川の濁りが澄んでいないかなぁ。本流を見に行くとササ濁り。これなら多分釣れるだろう。サオと水中イトはそのまま。流れの押しが強いのでオモリ1号を付け、掛けバリはキープ力のある太軸のがまかつ要R8・5号3本イカリを選んだ。
釣り始めると、早瀬で20cmが速攻で釣れた。これは釣れるかもと川に立ち込んでいく。
オトリを流れの強い急瀬に引き込むと、ガッンとアタリ。デカイ！強烈な引きに耐えると、23cmの良型がタモに収まった。
23cmの良型がタモに収まった（提供：週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦）最終釣果
その後、18～23cmがポツリポツリと掛かり、午後5時に終了した。午前中は苦戦したが、午後は良型交じりでたくさん釣れて楽しかった。
武儀川は渇水でアユの警戒心が強いので、ひと雨欲しいところ。長良川は濁りが取れれば爆釣の予感がする。石の食み跡も大きいので、盆すぎには大型のアユでにぎわうと思われる。皆さんも長良川の強烈な引きを味わってみては。
武儀川と長良川で釣れたアユ（提供：週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦）
＜週刊つりニュース中部版APC・渡邉 敦／TSURINEWS編＞
