沼津への夏休みの旅行の3日目は早朝から釣りを開始。ブリッジ仕掛けのカゴやリールが壊れるなどのトラブルが相次いだが、五目釣りを達成!筆者はオオモンハタの一荷釣り、妻は小メジナをツ抜けして、とても楽しい1日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
ノベ竿で小メジナ連発
一方、妻はコマセを撒きながら、ノベ竿で小メジナ釣り上げている。
しかし目標のツ抜け寸前でクロホシイシモチの猛攻にあい、なかなか目標達成ならず苦戦。
すると妻は「のんびり釣りが出来て気持ちが良い。お酒が飲みたくなってきた」と言って、近くのコンビニエンスストアに缶チューハイを買いに行く。その間、筆者は妻の竿で小メジナをキャッチ。
コマセを撒き続ければサヨリも寄って来るかと期待したが、一向にその気配はない……。
投げ釣りで一荷釣り連発
投げ釣りではベラとトラギスの一荷釣り。
さらにオオモンハタの一荷釣り。
次の投入でもオオモンハタを追釣。
コンビニから帰ってきた妻は、缶チューハイをグビグビとやりだし「宿の裏で釣りをしながら飲めるなんて最高だ」と言いながら釣りを再開したかと思えば、「暑いので部屋で涼んでくる」と言って、今度は部屋に戻って行ってしまった。
筆者は夕飯時に飲むお酒を楽しみにアルコールは我慢することにした。
シロギスとオオモンハタの一荷釣り
投げ釣りは置き竿だと根掛りが連発するようになり手返しが悪くなってきた。そこで手持ちでジェットテンビンを跳ね上げる様にして手前に誘ってくるとずっしりと重くなった。
「また根掛か!」と思ったが、まさかのシロギスとオオモンハタの一荷釣り。シロギスは20cmとまずまずの型で嬉しく思えた。
投げサビキも好調
妻は再び釣り場に戻ってきて釣りを再開。遂に小メジナのツ抜けを達成。「エサが無くなるのでこれが投げ釣りは最後」と思いキャスト。ラストの投入ではエソとベラの一荷釣り。この日も投げ釣りは絶好調で凄く楽しかった。
投げ釣りのエサが無くなったので、投げサビキに集中した。
すると、ウキが潜ったのでアワセると確かな手応えを感じる。遂に念願のサヨリが掛かった!バラさないように慎重に取り込もうとしたが、強風のため仕掛が宙をなびいてしまい岸壁にぶつかり、その瞬間、サヨリはハリから外れて再び海に戻って行ってしまった……。
その直後に昼頃から竿を出していた常連の方のルアーにヒラソウダがヒット。持って帰らないとのことで、有難く頂くことにした。感謝。
16時に釣り場を掃除して納竿。夕食後には夜釣りもと思ったが、体力の限界により諦めることにした。
当日の釣果
・筆者:オオモンハタ4匹(10〜12cm)シロギス1匹(20cm)、メジナ1匹(13cm)ベラ2匹(18cm)エソ1匹(20cm)
・妻:メジナ11匹(10〜15cm)クロホシイシモチ、多数
今回、旅行の初日と3日目に釣りをすることができたが、色々な釣りをして多種多彩な魚種に巡り合うことができたと実感した。特に投げ釣りは置き竿にもできるので、これからも岸壁や堤防での釣りには欠かさず用意したいと思う。
釣った魚はお店で捌いてもらった
釣った魚は翌日、マックスバリュ沼津南店内にある「山正鮮魚部」で捌いて貰った。ベラは塩焼きにして食べてみると、想像以上に脂が乗っていてとても美味しかった。
今までリリースしていたのが悔やまれる。これからはベラを釣ったら大事に持ち帰りたいと思った。その他の魚も非常に美味で酒がすすんだ。
今回は、旅行中の合間を見ての釣りだったが、宿泊先の目と鼻の先で釣りを楽しむことが出来て最高の思い出となった。来年の夏の旅行での釣りを今から考えてしまう。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
松濤館裏