家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中

8月3日(木)から8月6日(日)まで、妻の実家のある沼津へ姉の家族と一緒に夏休みの旅行に行ってきた。初日は、午後から宿泊先の裏にある岸壁から釣りをしてオオモンハタをキャッチ。夕食の後には花火と夜釣りも楽しんで、とても充実した一日となったのでリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

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藤倉聡

主に東京湾、駿河湾(沼津近郊)で釣りをしています。釣りインストラクター東京(JOFI)と千葉(COFI)に所属。インド料理作りにも夢中です。

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海釣り 堤防釣り

置き竿で投げ釣り

食後、車で宿へ向かう途中、筆者と妻は「釣具のタイシ」へ寄り道。珍しくイワイソメが売り場に残っていたので迷わず購入。その他アオイソメやアミコマセ、オキアミなども購入して当日の釣りに挑むことにした。

宿に到着すると、甥っ子は既に海水浴を楽しんでいた。彼は海水浴に夢中で、釣りをする気配がなくて少し残念……。

しかし筆者は、宿の裏の岸壁から水面を覗き込むと、無数の魚が泳いでいるのを確認してテンション上昇。まずは本格的な投げ釣りタックルをセッティング。エサのイワイソメを付けて第1投。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中エサのイワイソメ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

距離は正面に3色飛ばして後は放置。こちらは基本的には置き竿にする作戦で、魚が掛かっているかは竿を上げてみてのお楽しみということにした。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中置き竿タックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ベラが連釣

次にチョイ投げ用のタックルのセッティングだ。こちらのエサにはアオイソメを使用してみることにした。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中チョイ投げタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

第1投目は軽く30m程キャストして、糸ふけを取るとすぐにアタリがきた。まさかこんなに早くヒットするなんて思ってもいなかったので少しビックリ。引きが強いので何かと思ったらベラの一荷釣り。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中チョイ投げで釣れたベラ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

さらに次の投入でもベラをキャッチ。この調子なら投げ釣り初心者の妻でも釣れると思い、彼女にチェンジした。

しかし、手前まつりや根掛りを連発して彼女は戦意喪失。チョイ投げをしながら置き竿にも目を配ると、アタリが来ている様子だった。妻も「アタリじゃない?」と言うので一旦チョイ投げは中断して置き竿のリールを巻きだしてみた。

あまりの重さに根掛かりかと思えたが、強引にリールを巻くと魚からの確かな手応えを感じた。しかしまたしてもベラの一荷釣りで残念。重い訳だと思った……。

甥っ子がオオモンハタを手中

しかしベラとは言え、入れ食い状態だし引きも強いので、釣れないより釣れた方が楽しい。特に甥っ子は楽しめるだろうと思っていた矢先、彼は海水浴を終えて釣りにやってきた。

チョイ投げにヒットしたので、甥っ子に竿を渡すと彼はベラをキャッチ。置き竿も手にするとまたしても魚からのシグナルを感じた。「これは!」と思い甥っ子にバトンタッチ。すると重そうに一生懸命にリールを巻きだして、そのまま一気に抜き上げた。オオモンハタとトラギスの一荷釣りに甥っ子満面の笑み。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中オオモンハタとトラギスが同時ヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

小型とはいえ、宿の裏の岸壁から容易くオオモンハタが釣れるなんて思ってもみなかったので感激だ。

家族旅行で泊まった旅館で投げ釣り堪能【沼津・松濤館】 トラギスやオオモンハタ手中宿裏の岸壁で釣れたオオモンハタ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

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