概ね5〜7月がイサキSLJのシーズン。6月ごろは日によってはある程度涼しく、魚からのコンタクトも増えて一番釣りやすい時期だ。卵、白子持ちイサキも多く、食べてもおいしい。6/17(土)、いつもお世話になっている下関市豊浦のじらまるに乗船した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
タイラバでマダイもヒット
先ほどまでの入れ食いが嘘のようにパタっとイサキからの反応がなくなることも良くある。潮がダメなのか群れがいないのかはイサキに聞かねばわからないが、ルアーを変えても何してもダメな場合、自分はサッと切り替え別の魚を狙う。
今回は真鯛のリクエストを友人にもらっていたので、タイラバをちょこっとやってみる。流すポイントはイサキ狙いの20m前後なので、タイラバも軽めの30gで開始。

小型ではあるが、塩焼きにちょうどいいサイズを確保。こっちはこっちで楽しいのでついついのめり込んでしまうが、イサキの時合いを流すと本末転倒なのであまり深追いはしない方が良いだろう。
激アツスポットでラッシュ
イサキは群れでいる魚なので、1匹釣ったらそれを再現しやすい。特にレンジは重要で、何カウントでコンタクトがあったかは逐次把握しておくことが数釣りにはとても重要である。
アタリのない時間が少しあり、時合いと場所がリンクすると連発する。1回の流しで3匹ゲットし、同じ場所を流し直してまた3匹ゲットといった具合に釣れる時に釣れる場所で一気に釣ってしまうのが大事だ。

この日はスピンテールへの反応がすこぶる良く、7割ほどがスピンテールでの釣果だった。この日1番の激アツスポットでは一つのスピンテールで7匹キャッチしていた。
無事二桁達成も今年は渋め
この日は無事二桁ヒットを達成し、イサキ21匹+真鯛2匹の釣果となった。個人的には自分の技術的な向上で昨年度よりもイサキからの反応を得られるようになったが、船長曰くイサキ自体は例年よりも少ないそうだ。
イサキの絶対数は少ないものの、時合いをしっかり掴んでテンポよく釣っていけば二桁釣果も狙える今がイサキSLJに挑戦する絶好のタイミングだ。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>