今回は「一緒に釣りをする時間」父親と過ごす貴重な時間のプレゼントについて書いてみたいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
遠出は必要ない
海釣り公園に温泉付きの泊まり釣行……。確かに釣りをプレゼントするなら、はりきって遠出したり、釣り施設で1日のんびりと寝転がって釣りを満喫する。それでも十分良いと思うが、別にそこまでしなくても気持ちは伝わる。
それこそ近所の川にハゼやフナ、ウナギなんかを狙いに行ってもいい。親子水入らずならばターゲットは何だっていい。そのくらいに考えておくとお互い無理のない範囲で釣りを楽しめる。
雨予報ならば、屋内の釣り堀を計画してもいい。別に遠出や泊まりの釣行が悪いわけではないが、相手が遠慮してしまうようでは意味がない。あくまで、ささやかなプレゼントが理想なのだ。
思い出に残る釣りを
さて、今年(2023年)の父の日は日曜日だ。梅雨の時期なので天候にもよるが、ぜひ父の日は物ではなく、「釣り」そのものをプレゼントしてはいかがだろうか。
先にも書いたように、ゴージャスに計画する必要はないのだ。どんな釣りでもいい、誘って良かったと思える父の日にしたいものだ。筆者もそうだが、長年釣りをやっていると思い出に残る釣行は数少ない事に気付く。主に1人で釣りに行っているからかもしれないが、本当に少ない。
しかし、誰かと釣りに行った時などは不思議と覚えている。会社の同僚、友達、恋人など、何年経っても色あせない思い出だ。もちろん、釣果も覚えている。きっと物をプレゼントするよりお互いの思い出に残るはずである。毎年毎年とは行かずとも、いや、だからこそ、行けるうちに父親を釣りに誘ってみてはいかがだろうか?
残念ながら、筆者にはそれができなかった。父の日に釣りの思い出をプレゼント。それは、きっと父の日がいつもより輝くはずである。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>