当地では3月いっぱいでヒラメが禁漁となり、代わって太東沖を狙うイサキ釣りが開幕。ハナダイとの豪華二本立てがスタートし、たくさん釣って釣趣も食味も楽しみたいという人にはもってこい。どちらも規定で50尾までの制限があるが、それほど釣れなくても土産は十分。腕自慢の釣り人は、大きめのクーラーが必携だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
常連さんにもイサキがヒット
右舷ミヨシ2番の松田昭博さん(品川区)は、釣りを始めてまだ2年くらい。熱田船長の人柄が気にいって同地に通うようになったという。数は出なかったが、楽しい一日を過ごせて満足そう。
渋いながらもイサキが揚がる
右舷胴の間の橋本昌彦さん(白井市)は、長男の昌季さんと次女の由美子さんを連れての乗船。昔からの常連で、現在の船長が以前通っていた空手道場の仲間。
船長に会いにときどき家族で来るようで、親子水入らずで楽しいひと時を過ごしたようだ。
ゲストも釣れる
左舷トモの岡部晃夫さん(四街道市)は、ヒラメ釣りはよくやるが、イサキはたまに来る程度。最初は苦戦していたが、少し長めのハリスに替えてから調子が上がり、後半追い上げる。ハタやキントキも釣り、「今度は規定数目指してがんばります」と意気軒昂。
まずまずの釣果で納竿
当日は海が悪すぎたため、後半のハナダイは行かずイサキのみだったが、厳しい条件下そこそこの数が上がり、土産は確保。
今後、梅雨から初夏にかけてがイサキ釣りのベストシーズン。条件がよければ、リレー釣りの短時間でも規定数の50尾に達することもめずらしくない。ハナダイとの豪華二本立ては、イチ推しの釣り物だ。
<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>
増栄丸