今年は例年になく春本番が早かった。桜は散り、昼中は初夏をほうふつさせる暑い日もある。渓流釣りは本番だが、アマゴの警戒心は日に日に増していた。4月10日はホームグラウンドの長良川郡上でサオを出したのでレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
移動後に数を伸ばし35匹手中
この後は他の釣り人が入って来たので上流部の明宝地区へ移動。三原のエン堤下流が空いていたので迷わず入川。少し水が高くポイントが少ないが、石裏、瀬脇などでいればすぐに食ってくる感じ。しかし15cm以下のリリースサイズも多い。エン堤下流の橋下の瀬で入れ食いもあり、正午に一度サオを収めた。釣果はキープサイズ20匹ほど。
午後からはもう一度下流部を探ろうと車を走らせるが、各所に釣り人の車が止まっており断念。Uターンして再び明宝地区に戻って来た。明宝地区も当然釣り人が多いが、三原エン堤上流が空いていたので、ここから釣り上がることにした。
釣り始めはアタリもなく、釣れても15cm以下ばかりだった。それでも諦めず釣り上がっていくと、淵の頭でいきなり2連発。型も20cmクラス。一気にやる気が出てきた。どうやら淵がサオ抜けになっているようだ。この予感が的中して淵でアタリが連発。23cmがもう1匹出たところで納竿とした。結果は23cm頭にヒレピンアマゴ35匹と満足のいく結果となった。
今後のサイズアップに期待
今後は水位が下がればポイントが増えるが、アマゴの警戒心も増してくるので厳しい日もあると思う。でもスレたアマゴとの駆け引きは楽しいし、釣れた満足度も上がる。またアマゴの型は日に日に良くなっていく。
ちなみに、冷凍ヒラタはエサ持ちが悪く、2匹掛けならなんとか使えそうだと思ったが、やはり捕れたてホヤホヤが一番だ。次回は新鮮なヒラタで挑みたい。
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>
吉田川