釣友たちから「浅場に乗っ込んできたヤリイカを釣りに行きませんか」と誘われて、4月13日(木)、茨城鹿島新港から出船した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)
浅場でパラソル級ヒット
ツノを投入器に戻して再投入しようと身構えたところ、「はい、上がっている人は投入せず、待っててください」とストップのアナウンス。どうやら船長は、狙い撃ちを得意としているらしい。新たな群れを追いかけ、とらえては合図を出し、「タナが55mに上がったよ」「底に戻して」などと指示を出す。
「タナが45mに上がったよ」とのアナウンスに、「えっ、そんな浅いところにいるの?」と半信半疑ながらも仕掛けの中心をタナに合わせて誘いを入れると、グィーと乗ってきた。水深が浅いので引き込みも半端ではない。
竿を立てながら引き寄せると、今度も白い塊が点々と連なっている。上3番目のツノから下ヅノまで掛かっていた5点掛けのパラソル級を取り込み、ホッと肩の力が抜けた。
その後も順調にヒット
ウネリが次第に収まってくると、目を見張るほどの多点掛けはなくなった。それでも一荷、トリプルと順調に乗り続ける。
隣で竿を振る地元の永井二郎さんは一荷を連発し、「若いころから海釣りに憧れ、14年前に川越からこちらに移住しました。釣り三昧で充実した人生を送っていますよ」とコメントしながら取り込んだダブルをカメラに向けてくれた。
良型多数の釣行に満足
11時に沖上がり。船中釣果は30~52cmヤリイカ12~37尾。ほとんどがパラソル級だったので、十分な土産となった。しばらくは新群れの乗っ込みが続く模様だ。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>
出船場所:鹿島新港
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