浅場のヤリイカ釣りで52cm頭に良型ばかりトップ37尾【茨城】水深60m前後で連発

浅場のヤリイカ釣りで52cm頭に良型ばかりトップ37尾【茨城】水深60m前後で連発

釣友たちから「浅場に乗っ込んできたヤリイカを釣りに行きませんか」と誘われて、4月13日(木)、茨城鹿島新港から出船した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

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浅場のヤリイカ釣り

集まったファンは総勢10人。片舷5人ずつに分かれて乗り込む。釣友たちは右舷ミヨシに並び、私は左舷ミヨシに入った。

4時すぎ、まだ真っ暗な岸壁を離れ、真沖の釣り場を目指す。天候は晴れ、夜半から吹いていた強風は次第に収まったものの、高いウネリは残っている。慎重な操船が続き、東の水平線から顔を覗かせた朝日を拝するころ、釣り場に到着。

浅場のヤリイカ釣りで52cm頭に良型ばかりトップ37尾【茨城】水深60m前後で連発タックル図(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

浅場に仕掛けを落とす

潮回りに入るとすぐに魚群をとらえ、「はい、いいですよ。水深は60m」とのアナウンス。急いで船べりに立て掛けた円筒型ツノ投入器にプラヅノを装填し、オモリを前方へ思い切り投げ入れる。水深が浅いので、あっという間に着底。

イトフケをとり、着乗りを確かめたが乗りはなく、竿先を海面から目線の高さまであおり上げ、3秒ポーズを入れ、さらに頭上まであおり上げてポーズをとる。上から1m巻き取りながら竿先を海面へ戻し、再びあおり上げてポーズを入れる。これを繰り返していくと、底上5mでファッというアタリ。

乗せる感じでソフトにあおると、グッと確かな乗り感触。連乗りを期待し、ゆっくり手巻きを加えるとグィーと乗ってきた。そこでスイッチオン。竿尻を小脇に抱え、中速よりも1段階落としたスピードで巻き上げる。船のアップダウンが激しく、ミチイトがゆるまないように、また張り過ぎないように竿先の位置調整に苦慮する。

多点掛けが連発

早くもトモのほうから「6点掛けだ」「こっちは7点掛けのオールヒットだよ」と歓声が上がっている。私は上がってきたイカリングをつかんで海中を覗くと、白い塊が連なっている。1手1手たぐり上げていくと、不覚にもバラシの連続。中ほどのツノに掛かっていたヤリイカ1尾が、申し訳なさそうにぶら下がって上がってきた。

痛恨のバラシに肩を落としていると、背中合わせの釣友たちは4、5点掛けを見事に取り込み、「今日はいけそうだね」と手を取り合って大喜びだった。

浅場のヤリイカ釣りで52cm頭に良型ばかりトップ37尾【茨城】水深60m前後で連発トリプルヒットしたヤリイカ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

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