釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ

燻製は面倒くさくて時間がかかる。それは事実。だけれど美味しい。これもまた事実です。今回はまとまった休みに作ってみたい「自家製スモークサーモンの冷製パスタ」レシピを紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

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Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

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レシピ その他

管理釣り場のトラウト

管理釣り場では手軽に大型のレインボートラウトが狙え、中には綺麗な赤身の魚が放流されている場所も。大型の魚が釣れたら試してほしいのが自家製のスモークサーモン(トラウト)作りです。

完成までに数日掛かりで仕上げるため、多忙な普段の生活ではなかなか作る時間が確保しにくいのが難点。大型連休を活用してスモークサーモン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

大型で赤身の魚がオススメ

使うのは中~大型のレインボートラウトで赤身の魚が最高です。色が薄めの魚でも十分美味しく作れますが、やはり完成時の見栄えが違ってきます。管理釣り場でキャッチした大型のレインボートラウトが運良く赤身の魚なら思い切ってスモークサーモンにしてみましょう。

燻製は時間がかかる

スモークサーモンだけでなく、ほとんどの燻製調理に共通しているのが手間と時間の掛かる点です。例として、今回紹介するスモークサーモンの場合は4日~5日の時間を掛けて仕上げます。

燻製は各工程に掛ける時間や材料の種類・分量で仕上がりの味が変わるため、こだわるのが好きな人にはたまらないはず。

温燻製

なお、GW頃は気温の関係で生のスモークサーモン(コールドスモークサーモン)は難しいため、温燻製で作るホットスモークサーモンが基本になります。冷燻製よりも少し火が入った仕上がりが特徴です。

パスタへアレンジ

さらに、今回は作ったスモークサーモンを使った冷製パスタもご紹介します。手間と時間を掛けて仕上げた自家製スモークサーモンを使えばどんな料理も美味しく感じられるはず。

スモークサーモン(トラウト)の材料

まずは材料をまとめて紹介します。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ レインボートラウトのサク(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

・大型のレインボートラウト(ニジマス※赤身の個体がおすすめ)
・塩 サク取りしたトラウトの4~5%の量
・砂糖とブラックペッパー 塩の半量
・好きなハーブ(ローズマリー・オレガノ・ローレルがおすすめ)
・白ワインまたはウイスキー 約50ml

必要な道具

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタスモークサーモンのチップ&ピート(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

・燻製器(ガスコンロ用や即席タイプでもOK)
・燻製用チップ(サクラ・ヒッコリーなど)
・ピートパウダー※あれば
・チャック袋

スモークサーモン(トラウト)作りの手順

それでは、いよいよ具体的な作成手順を紹介します。

1日目:魚の下処理~塩漬け

1.レインボートラウトは3枚に捌き刺身用のサクにする。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタレインボートラウトのサク(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

2.血合い骨は丁寧に取り除く。

3.水気を拭き取ったサク全体に塩、砂糖、ブラックペッパー、ハーブ類を擦り込む。※こまめに手を洗う、ビニール手袋の着用など衛生面に注意。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタレインボートラウトのサクに擦り込む(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

4.擦り込んだサクをチャック袋に入れ、白ワインやウイスキーで漬け込む。※擦り込んだ塩やハーブ類と混ざって漬け込み液に。

5.空気を抜いて冷蔵庫で1日置いておく。

2日目:塩抜き~乾燥

1.サクを取り出して流水で綺麗に洗い流す。※漬け過ぎて塩辛い場合などはしばらく水に入れて塩抜き作業をすると塩味調整が可能。

2.水気を拭き取り冷蔵庫で風乾燥。※網の上に乗せてラップはかけない。※高吸収の脱水シートがあれば簡単&時間短縮に。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ乾燥させたレインボートラウトのサク(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

次のページでいよいよ燻製作業へ!