今回は横浜ベイサイドマリーナから出船し、横須賀沖から浦賀沖でタイラバをした。3kgジャストの本命真鯛をキャッチしたので、レポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
浦賀沖で3kgマダイキャッチ
浦賀沖の85~90mラインに船を走らせた。ここは泥や砂、岩が混じるポイントで、冬に入ってから釣果が出ている。海図からわずかに地形が変化しているところを流れるようにし、引き続き80gのタングステンヘッドにワーム2本の仕掛けで探る。それでもまったく反応がなく、一度回収しようとドラグを締めてかなり高速でリールを巻き始めた。
そのとき、いきなりひったくるようなバイトがあり、ヒット。あわててドラグを緩めてファイトする体勢に入った。10分ほどやり取りをし、3kgの本命マダイをキャッチした。パワーギアのリールを30回転くらいしたところでヒットしたため、かなり上のレンジでマダイが食ってきたと予測できる。
カサゴを追加して納竿
回収中にヒットしたため、欲を出してかなり高速でタイラバを巻いたり、止めてみたり、いろいろしたがその後は反応がなかった。
岩が点在するエリアにさしかかると20~25cmほどのカサゴが4匹ほど釣れた。ここで時間となり、納竿とした。
回収ヒットのご注意を
タイラバをしていると回収中にヒットすることがあると耳にしたことがある人も多いだろう。今回はまさに回収中のヒット。回収中は気を抜いていることが多い。しかし、仕掛けがマダイがいる可能性がある層にあるときには、念のためヒットする可能性があることを意識しておきたい。
今回はドラグを緩める前に瞬間的にクラッチを切り、なんとかラインブレイクを避けられた。特にリーダーの号数を細めにしている人は、ドラグを締めた後の回収中のヒットに注意しよう。
東京湾タイラバの近況
東京湾のタイラバの近況をひとことで表すと「The 冬の釣り」だ。正直反応がないことも多く、数釣りは楽しめない状況であることは間違いない。
しかし、釣れたらデカいのが冬のタイラバの魅力。大鯛を狙ってタイラバ釣行をしてみてはいかがだろうか。
<山下洋太/TSURINEWSライター>