メバル狙いのエビ撒き釣り入門 【釣れる時間帯・場所・ゲスト魚種を解説】

メバル狙いのエビ撒き釣り入門 【釣れる時間帯・場所・ゲスト魚種を解説】

これから春に向けて、気温は徐々に上向き暖かくなってくる。こうなってくると、俄然おもしろいターゲットはメバルだ。春告げ魚の名のとおり、春に旬を迎える。今回はおいしいメバルを手軽にゲットできる、延べ竿スタイルのエビ撒き釣りの入門編をお届けしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

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荻野祐樹

釣り歴は約25年。得意ジャンルは渓流釣りと、カワハギ・タチウオ・メバル(全て餌釣り)等。解りやすい!をモットーに発信していきます。

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海釣り 堤防釣り

メバルのエビ撒き釣り

メバルという魚は、たいへん眼が目立つフォルムをしているが、その見た目どおりたいへん視力がよい。眼が張るから、漢字で書くと眼張となる。

生きたエビが大好物のため、メバル釣りでは古くからエビがさしエサとして利用されてきた。また、常に斜め上を向いて泳ぐ習性があるため、ウキを利用したエビ撒き釣りはたいへん理に適った釣りだ。

メバル狙いのエビ撒き釣り入門 【釣れる時間帯・場所・ゲスト魚種を解説】メバル(大きな目が特徴)(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

エサはブツエビが最高

ブツエビは多くの釣具屋で、枡を利用した「1杯」という単価で販売されていて、1杯辺り500円~800円程度で購入できる。さしエサ・まきエサ込みで1杯=2時間分くらいになるので、釣り時間にあわせて必要な分だけ購入する。

これをエビブク(容器+エアーポンプ)で生かして釣り場に持参するのだが、瀬戸内では昔ながらのエビ箱という道具を利用する玄人も多い。

メバル狙いのエビ撒き釣り入門 【釣れる時間帯・場所・ゲスト魚種を解説】エビブク(エビ撒き釣りの必須アイテム)(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

エビ撒きはウキ釣り

メバルは先述したとおり、常に上を向いて泳いでいるためにウキ釣りが有効だ。

水深にもよるが、タナは最初2ヒロ程度からはじめ、夜間に食いが活発になれば矢引(1m以下)で釣れることもある。その日の当たりタナを見つけるのが、釣果を伸ばすコツのひとつだ。

エビ撒き釣りの時間帯と場所は?

では、狙い目となる場所と時間帯を見ていこう。

エビ撒き釣りの時間帯

基本的に場所さえ見誤らなければ、いつでも釣れるが、潮の動きはじめや日没前後が最高のゴールデンタイムとなる。

常夜灯がある場所なら、日が暮れたあともよく釣れるのでオススメだ。潮が動いていれば真昼間や真夜中でも釣れるため、自分のタイミングで釣行できるのもこの釣りの魅力のひとつ。

エビ撒き釣りの場所

メバルは人気魚種のため、釣果情報は釣具店などでも手に入りやすい。それらの情報を活用するのが、一番手っ取り早いのでオススメだ。

基本的には潮がよく当たる岩礁帯で、また海草が生えている場所を好むので、漁港堤防の先端周辺、テトラ周り、磯場などがよい。

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