冬から春のオフショアゲームの定番となった三重県・志摩沖のトンジギ。ビンチョウ(ビンナガ)をジギングで狙うのだが、遠征でしか味わえないマグロとのファイトを近海で楽しめるとあって人気急上昇中だ。昨年は全体的にパッとしなかったが、今年は年明けからフィーバーに突入。数釣りの盛期を迎えている。今回は2月1日、釣友たちと三重県鳥羽市相差の魚勘丸をチャーターし、絶好調のトンジギにチャレンジしてきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・水野武司)
ポツポツと追釣
ここから連鎖はないものの、単発でヒットが続く。私も7kgほどの大判カツオもキャッチして、3ビンチョウをゲット。だが船長からすれば「反応の割に…」という感じだったようで、ポイント移動が告げられた。「8人やからノルマは16匹で1人2匹配当やで~」と、誠司船長からプレッシャーをかけられつつ、次のポイントに到着した。
ポイント移動で連続ヒット
この移動が吉。船長の読みがズバリと当たり、バーチカルは変わらないものの、ここでは連鎖ヒットが2回。バーチカルなのでオマツリも多発したが、ここも船長の的確な指示でバラシもありながら一気に数を稼ぐ。
トンジギ初挑戦の松井さんも無事にキャッチ。ノルマをクリアした正午すぎ、予報通り南西の爆風が吹き始めてストップフィッシングとなった。
最終釣果
船中釣果はビンチョウ18匹に大判カツオ。バラシがなければ、1人3匹配当はあっただろう。港に戻ると、初老ジガーたちは疲れきっていたが、皆大満足の表情だった。
志摩沖のトンジギシーズンはまだまだ続く。魚勘丸では4月までトンジギメインで出船していくとのこと。なお誠司船長から「オシアジガーなら2000番以上で」とのアドバイスがあったことを付け加えておく。
<週刊つりニュース中部版APC・水野武司/TSURINEWS編>