ここ最近の大分県南は、クロ(グレ・メジナ)釣りがとても厳しくなっており各渡船の船長さんも、どのエリアが良いか困惑されているようです。大会開催でも、クロの顔が見れる方は全体の2割程度だとか……。果たして今回の磯フカセ釣りでクロは釣れるのでしょうか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤本みどり)
フカセ釣りに転戦
そして、いよいよ私もフカセ釣りにチェンジです。まずは餌作りからです。沖アミ1角に、「グレナビ」1袋と「プレミアムレッドグレ」を半袋。こちらを2セット準備しました。
縦の拡散に強い集魚力、釣研のスーパーエキスパートUEの0cの浮きで深ダナのクロを探っていきたいと思います。先にフカセをしている磯崎さんと藤井さんからヒントを頂いているので助かりました。
37cm頭に4枚のクロ手中
遠投をし、仕掛けが馴染み、しばらく待つと……ラインにほんの少し張りが出ました。慌てて合わせると、重量感のある引きです。浮きが見えるくらいまで魚を引き寄せますが、フワッとラインが浮きました。あっ、痛恨の針外れです……。
迷うことなく、もう一度同じ場所を狙います。しばし待つと、再度ヒット!
今度は慎重にやりとりをして、タモ入れしたのは37cmのクロでした。クロの数が少ないのか、本当に時間をかけて、4枚の釣果となりました。
仲間に41cm良型クロ登場
納竿間近、藤井さんの竿が大きく弧を描きます。この魚はパワーが強く、なかなか磯側に寄ってくることなく抵抗を見せています。藤井さんは落ち着いた様子で、竿の弾力を活かして、ゆっくりと浮かせにかかります。
姿を現したのは、とてもきれいなブルー色のクロでした。体高がぽってりの41cmに立派なクロでした。このサイズが上がれば、大満足ですね!!厳しいと言われていた時期でも、なんとか3人とも全員安打の釣行日となりました。
<藤本みどり/TSURINEWSライター>