オフショアジギング釣行で寒鰤に挑戦【鳥取・海咲丸】 大型青物不発も50cm甘鯛手中

オフショアジギング釣行で寒鰤に挑戦【鳥取・海咲丸】 大型青物不発も50cm甘鯛手中

2022年も残りわずかになった12月27日、鳥取県境港から遊漁船・海咲丸さんにて出船し、島根半島沖合い青物、根魚ジギングに行ってきました!当日はなかなか難しい状況もあり一筋縄ではいかなかったですが、釣行の様子をお伝えしたいと思います。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター加藤隆太)

加藤隆太

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オフショア ソルトルアー

釣りスタート

初めに到着したポイントは70m~75m程度の人工漁礁群でした。目立った反応はありませんがまずはドテラ流しで青物狙いです。ウネリとドテラ流しで結構な揺れになりつつ160gのジグを投入しました。

少しは反応もあるものの食い気がないのかアタリはなく、次から次へと漁礁を打っていきます。かなり固まった漁礁らしく少しの移動でまた別の漁礁につきました。その場所でも反応はは出ますがジグには無反応です。船長から「この場所の青物には見切りをつけて、近くの根魚ポイントで根魚してみましょう」との提案があり、一旦根魚狙いに向かうことになりました。

根魚狙いへ転戦

根魚ポイント到着で甘鯛、根魚に実績のあるTGベイト120gフルグローから投入します。ドテラ流しで流していますが、思ったよりジグが出ていきません。数シャクリしていると船長アナウンスてボトム近くに良い反応があるとのこと!落としたタイミングだったため丁寧にシャクりました。

ハマチに甘鯛がヒット

反応のある辺りにジグが通ると素直にヒットしました!手応えはそこまでですが小型青物らしい引きで上がってくるとファーストキャッチは50cm程度のハマチでした。そのタイミングでトモのお客さんにいい型の甘鯛がヒットしました。その流しではポツポツとアオハタ、レンコダイも上がっています。

その流しが終わりポイント移動していくと、それ以降反応がなくなり船中もアタリがなくなってきました。ここで船長から「次の流しからスパンカーで船立てて流します!」とアナウンスののちポイント移動になります。

流し方変更でレンコダイ手中

ポイント到着しスパンカーを広げ、ラインを真下に来るように操船してもらっての両舷での釣りになります。ここでジグも変更します。

フルグローに反応が悪く感じ、他の方がシルバーやアカキンでアタリが出ていたこともありFKジグ シルバーグローに変更しました。

1投目 少しずつゆっくりめのふわふわとしたシャクリに即ヒット!小さく叩くような引きで上がってきたのは、いい型のレンコダイでした!

釣れた時は同じシャクリ、ライン角度を再現してみるといいので、またもふわふわっとシャクってみます。するとまたもヒット!

パターンはまり入れ食い

またも先程と同じような引きをしレンコダイが上がってきました。これはいまのパターンはこれかと感じたので、再度シャクリを再現。これが見事にはまり入れ食いモードに!レンコダイ、アオハタ、カサゴ、などがヒットしパターン確定です。

良型甘鯛登場

少しアタリが落ち着いたときに着底から数シャクリのところでアタリが!フッキングもバッチリ決まり重量感もあるのでいい型と感じました。底から5m以内でヒットでしたが、底に向けて強烈に走ります!

ドラグを出しつついなして少し上げてくると、先程の突っ込みがウソのように抵抗なくすんなりと上がってきます。良型の甘鯛はヒット後勢いよく走りますがすぐに軽くなり、一瞬外れた?と勘違いするほどです。中層まで上がってくると再度抵抗するといった特徴のある引きをします。このため上げてくる途中で甘鯛とわかることが多いです。このヒットした魚も、強烈に走る→軽くなる→中層抵抗という感じで、上げてくる途中で甘鯛だなと確信できる引きをしました。

そして最初の突っ込みが強いのでいい型確定です!白い魚体が見え上がってきたのはやはり良型甘鯛でした!

オフショアジギング釣行で寒鰤に挑戦【鳥取・海咲丸】 大型青物不発も50cm甘鯛手中良型アマダイが登場(提供:TSURINEWSライター加藤隆太)

ラスト一投でアオハタ

潮止まりに近づきアタリが減っていきます。甘鯛が釣れたのちポイント移動になりますが潮止まりの時間が近づき船中アタリが激減していきます。波も落ち着いてきたので80m越えの沖合いポイントまで行きますが、相かわらず青物反応もなく、根魚も釣れなくなっていきました。

ポイントを転々とするも一流しで誰かにアタリがある程度で、終了時間が近づきます。船長も時間延長して粘ってくれましたが、時間も迫りラスト流しに。ジグも色々試しましたが最後は今日のアタリジグのFKジグで投入しました!

これで終わりにしますとアナウンスがあり、正真正銘のラスト。着底からシャクるとドラマ的にヒット!ただ重量感はなく上がってきたのは小さめのアオハタでした。目玉もきれいでリリースできると判断し胸鰭横からエアーを抜きリリースしました。元気に潜っていき2022年の釣行は終了となりました。

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