湯島は有明海に浮かぶ、面積0.52平方Km、周囲約4Kmの小さな離島。別名『猫の島』と言われるほど沢山の猫が島民とともに暮らしています。そんな湯島で岸釣りに船釣り、そして地元の食材や新鮮な魚介類を存分に味わいました。
(アイキャッチ画像提供:上天草市釣りライター塩塚ルミ)
『海女ちゃん食堂 乙姫屋』の夕食
釣りの後はこの度一番のお楽しみ。『海女ちゃん食堂 乙姫屋』の夕食です。
新鮮な魚介類が自慢
漁師であり「釣り船 乙姫丸」の船長でもあるご主人と、海女でもある女将さんが食材を調達し、宿の斜め2軒隣にある『海女ちゃん食堂 乙姫屋』で新鮮な魚介類を振る舞ってくれます。
また、えびえびフェア(期間限定)が開催されていて、伊勢海老と車海老付きの豪華な夕食でした。
『幻の湯島大根』
時期によって変動するメニューに、大根ステーキ(11~3月頃)がありました。湯島で育てられた、大きくて甘くて瑞々しい「湯島大根」は知る人ぞ知る人気の大根ですが、流通量が少ないため「幻の大根」と言われています。
知り合った湯島アングラーにお土産で湯島大根を頂き、港に戻って大根を手に記念写真を撮っていたら、近くいた方が集まってきて「どこで買ったの!?」と尋問されました(笑)。地元の道の駅に入荷すると、片っ端から売れていくのだとか。この大根ステーキを食べると納得できます。
まだまだ出てくる天草の特産品
湯島大根以外には、貝の色彩が鮮やかなヒオウギ貝や太刀魚の煮つけ、最後には伊勢海老の頭を使った丼ぶりサイズの味噌汁など、天草を代表する魚介類を存分に堪能しました。
2日目は『乙姫丸』で船釣り
1日目は波止からの釣りを楽しんだので、2日目は船からの釣りを楽しみます。
手作り弁当をお供に
2日間に色々と詰め込みたかったので、船釣りがセットになったプランを予約しました。早朝、女将さんが持ってきてくれたお弁当を手に、乙姫丸に乗船です。
船乗らない時の朝食
1月に宿泊した時の朝食です。どれも美味しく、品数の多さにも驚きましたが、やっぱり味噌汁は丼ぶりサイズでした(笑)
メインターゲットは真鯛
この海域での真鯛釣りでは、天草テンヤという仕掛けがよく用いられます。今回は、天草テンヤに近い貫撃遊動テンヤに、船長が用意した活きエビを付けて使います。