女性筆者による女性読者のためのタイラバの基本をお届け。釣りトークに花を咲かせれば、釣り男子が喜ぶこと間違いなし!?
(アイキャッチ画像提供:塩塚ルミ/上天草市釣りライター)
釣り男子の話は難解
釣り男子A:「この間デカイのきたのに、ラインブレイクしちゃってさー」
釣り男子B:「何ノットで組んでる?」
釣り男子A:「PE〇号とリーダー〇〇lbでFG」
釣り男子B:「俺はジギングの時はPRノットで組むようにしてる」
釣り男子のこんな会話、聞いたことありますか?釣りをしない女性がこのような会話を聞いても、正直理解不能。付き合い始めた彼が釣り好きで、よく釣りの話をされるけど、さっぱり意味が分からない。でも、分からない単語ひとつひとつを尋ねたら会話が弾まないだろうし……。
経験者でも難解
実際、子供のころから釣りをしてきた筆者でさえも、釣り用語をあまり知らずに釣りをしていたため、釣り用語満載の話を聞いても、よく意味が分からないままその場では何となくやり過ごし、あとで意味をネット検索するなんて時期もありました(笑)
せっかくなら釣り男子の話を理解したい!と思っている愛情深い女性の皆さん、会話を弾ませて、ちゃっかり釣り男子からのポイントアップも狙ってみてはいかがですか?今回は「タイラバ」のキホンを解説していきましょう。
大人気のタイラバ
軽めのタックル(道具)を使っていろいろな魚を釣ることができ、船釣りからスタートする初心者でも、手軽に楽しめる釣り方のひとつがタイラバです。釣果を求めるほど釣り人を考えさせる奥深さも人気の大きな理由でしょう。
タイラバの語源
そもそも、「タイラバ」って何?と疑問を抱く方もいらっしゃると思うので、語源を紹介します。何となく想像がつく方も多いと思いますが、”タイ”はマダイのことじゃない?そうです、マダイです。そして、”ラバ”はラバー(rubber)で、英語でゴムのこと。ラバーの付いた仕掛けでマダイを釣る。それが「タイラバ」です。
タイラバの仕掛け
続けてタイラバの仕掛けについて解説していきます。
ヘッド
オモリの部分です。水深や潮の速さに合った重さを選びます。遊漁船に乗る場合は、事前に船長へ確認しておきましょう。形は丸型をベースに、アピール重視の角のある形もあります。カラーは、時期や天気、水深などによって効果的なカラーがありますが、定番のオレンジ、レッド系をメインに、まずはお好きなカラーでチャレンジするのもアリです!
スカート
細いシリコンラバーが束になっていて、名前の通りスカートのようになっています。アピールするためのアイテムです。
ネクタイ
魚へアピールするのに大事なアイテムです。こちらも、ネクタイのような形をしていることから、名付けられています。ベーシックなストレートタイプや、波動を起こしてアピールするカーリー系のネクタイなど、形・長さ・カラーの違う物をいくつか持っておくといいです。
フック
長さの違う2本のハリス(釣りバリを結んでいるイト)にそれぞれハリが付いています。
初心者にはセット品も
タイラバは、パーツごとに自分好みのアイテムを選んでカスタムできる楽しみもある反面、初心者からすれば、どれを選べばいいのかよく分からないのに選択肢がありすぎて迷っちゃう……。そんな人には、ヘッド・ネクタイ・スカート・フックがセットになっている物、もしくはヘッド以外がセットになっている物がオススメ!ヘッドの重さだけはしっかり確認して、あとは、これ可愛い!これ釣れそう!と好みや直感を信じてみましょう(笑)