メバルを狙って、三重県四日市市の四日市港に釣行。表層レンジをワームで攻略、24cmを頭に7匹キャッチした釣行をリポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）
TSURINEWS編集部
四日市港でメバリング
子供を塾に送り、迎えに行くまでの中途半端な時間。これが私の貴重な釣行時間だ。短時間で楽しむなら近場のライトゲームが一番。という訳で4月27日の夜、メバルを狙って、三重県四日市市の四日市港に出かけてみた。
当日の月はピンクムーン。しかし、夜空に浮かぶ満月はピンクには見えない。不思議に思って調べてみると、これはアメリカ先住民の言葉で、4月に咲くフロックスという花の色にちなんでそう呼ばれるのだとか。
午後7時45分ごろに到着してみると、平日ということもあってか潮通しのいい場所が空いていた。潮は下げ始め。流れとは逆の風向きが気にはなるものの、特に強くもないので問題ないだろう。
1投目からセイゴ登場
まずはパワーイソメをセットした1gのジグヘッドをフルキャスト。スローリトリーブで探ると、いきなりヒットしたのは25cmほどのセイゴだ。残念ながら本命ではないが、1投目からのヒットは気分がいい。
当日のタックル（作図：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）ところが、その後は小さなアタリだけで、なかなかヒットに持ち込めない。レンジが微妙に合っていないのだろうか。
ルアーを浮かせて本命
そこで少しスピードを上げてルアーを浮かせてみると、今度はうまくフッキングした。ヒットしたのは15cmほどのメバル。狙いが当たったのはうれしいが、サイズに少々難がある。
そこで今度はレンジを下げてみると、これまた一撃。しかし、姿を見せたのは小さなムラソイだった。
かわいいムラソイも（提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）水面直下攻め24cmメバル
その後もカサゴが連発するものの、メバルは交じらない。となれば下のレンジはパスだ。
可能ならさらに軽いジグヘッドを使いたいところだが、反応のある場所は意外にも遠い。サオ先を高く上げ、1gで水面直下をキープしながら探っていくと、乗らないアタリが連発。食い切れないところを見ると、さっきのような小メバルなのか。
と思っていると、いきなりドン。ドラグを鳴らせて上がってきたのは、当日最大寸となる24cmのおいしそうなメバルだ。そういえば今年は、まだメバルを食べてないぞ。
当日最大寸の24cm（提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）時合いには良型続々
おそらく、これからが時合いだろう。そんな期待を込めてストリンガーに魚をつなぎ、キャストを再開。ところが、ここからが渋かった。満月はダメとよく言われるが、私自身そう感じることは少ない。でも、今夜はピンクムーン。特別な何かがあるのだろうか。
それでも30分ほどで時合い到来。ここからは良型のヒットが続く。ライズはないが、これだけ表層で食うならトップにも出るだろうとペンシルベイトを投げ倒してみるが無反応。ミノーもシンキングペンシルも無視され、再びワームに戻すと普通にヒットする。
